第2セット以降、集中力を高めたメドベージェフ

現地11月14日、今年のATPツアーの締めくくりとなる上位8選手による最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/11月14~21日)初日、レッドグループのダニール・メドベージェフ(ロシア/世界ランク2位)は6(5)-7、6-3、6-4のフルセットでフベルト・フルカチュ(ポーランド/同9位)を下し、グループ初戦勝利を果たした。

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シングルスのオープニングマッチとなったこの試合は、いきなりの大接戦となった。
第1セット、互いにキープを続けていくと、1度のブレークチャンスも与えずにタイブレークへ突入。ファーストポイントをキープしたフルカチュは、続くメドベージェフのサーブでリターンを叩くとチャンスボールを決めて先にミニブレークに成功。メドベージェフは1-3で1本サーブを破るが、直後、フルカチュはラリーでメドベージェフを崩すとネットに出て2本連続でミニブレークし、7-6(5)でセットを先取する。

これでUSオープン王者メドベージェフにスイッチが入る。続く第2セット第2ゲームで、積極的なリターンを放つと先にブレーク。その後、ブレークバックのチャンスを与えず、メドベージェフが6-3でセットを取り返す。
勝負の第3セット、メドベージェフがリスクを犯してリターンを強打。ポイントをリードして、プレッシャーをかけると、30-40でもリターンで攻めて、チャンスボールをボレーで締めてブレークに成功。その後は、メドベージェフらしく、テンポよくファーストサーブを入れていき、フルカチュに挽回の隙を与えず。6-4で締めて勝利を果たした。

最終的にウィナーの数は32本ずつと同じだったが、アンフォーストエラーはメドベージェフが8本に対して、フルカチュが23本。第2セット以降、メドベージェフ(4本)はフルカチュから15本のミスを引き出した。


初戦をものにしたメドベージェフは、「ブレークチャンスがゼロだったので、それほどプレッシャーは感じられなかった。逆にフベルトのサービスゲーム、ブレークポイントを握れたのは2ゲームだけ。その2回ともブレークすることができてうれしい」と試合を振り返っている。

メドベージェフの次戦は現地16日、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同3位)と対戦する。
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