1月7日、男子国別対抗戦「ATPカップ」準決勝が行われ、スペインがポーランドを2勝1敗で下し、2年ぶりに決勝進出を果たした。
【動画】スペインが2年ぶりの決勝進出! ポーランド戦ハイライト
今大会、スペインは世界ランク6位のラファエル・ナダルを欠きながらも、ロベルト・バウティスタ・アグ(同19位)と、パブロ・カレーニョ・ブスタ(同20位)が大活躍。
第1試合、スペインはカレーニョ・ブスタが、対するポーランドは、ラウンドロビンで負けなしのカミール・マイクシャク(同117位)に代わり、ヤン・ジリンスキ(同860位)と対戦。力の差を見せつけ、6-2、6-1で快勝する。
続く第2試合では、バウティスタ・アグがポーランドのエース、フベルト・フルカチュ(同9位)と対戦。1セットずつ奪って迎えた最終セット、バウティスタ・アグが3度のマッチポイントを握ったが、取りきれずタイブレークへ。一進一退の攻防が続いたが、バウティスタ・アグが6度目のマッチポイントを決め、スペインが決勝進出を果たした。
第3試合のダブルスでは、ポーランドのジリンスキ/シモン・ワルコウが、ペドロ・マルチネス/アルベルト・ラモス・ビニョラスに勝利を挙げている。
試合後、スペインのエースとして戦うバウティスタ・アグは、「コート上でのプレーやファイティングスピリットがとても良かったよ。パブロ(カレーニョ・ブスタ)もとても良いプレーをしていたからうれしい。2020年には決勝に進出しているし、日曜日(9日)にはトロフィーを目指して戦う」と、決勝に向けて気合を入れた。
スペインは決勝で、前年覇者のロシアとカナダの勝者と対戦する。