3月8日、「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ATPマスターズ1000)男子シングルス予選1回戦が行われ、西岡良仁(ミキハウス/世界ランク93位)とダニエル太郎(エイブル/同106位)が揃って初戦を突破。本戦入りに王手をかけた。
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2週前に行われたATP500アカプルコ大会で予選から出場し、ベスト8入りを果たしている西岡は、今大会5年ぶりに予選からの出場。予選第6シードで迎え、予選1回戦でヒューゴ・グルニエ(フランス/同152位)と対戦した。
互いに1セットずつ奪って迎えた最終セット、西岡は第6ゲームでブレークしリードを奪うも、直後の第7ゲームでブレークバックを許してしまう。それでも試合終盤の第10ゲームでグルニエのサービスゲームを破って、2時間32分の熱戦の末に6-1、3-6、6-4で勝利。本戦入りに王手をかけた。予選決勝で西岡は、ミハイル・ククシュキン(カザフスタン/同154位)と対戦する。
また、3月4~5日に「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」の予選「日本 vs. スウェーデン」を戦ったダニエルは、予選12シードとして今大会に出場。
ワイルドカード(主催者推薦)で出場のエミリオ・ナバ(アメリカ/同309位)との予選1回戦は、互いにサービスキープが続く拮抗した試合となる。だが、両セットとも5-5で迎えた終盤にダニエルがブレークに成功。7-5、7-5のストレートで勝利を手にし、本戦入りまであと1勝とし、予選決勝でダニエル・マズーア(ドイツ/同176位)と対戦する。