内藤の勝利で流れを作った日本チーム

4月12日、「ビリー・ジーン・キング・カップ by BNPパリバ アジア/オセアニア・グループ1部」がトルコ・アンタルヤで開幕。日本チームは、インドに対してシングルスで2勝、ダブルス1勝と3勝0敗で勝利という好スタートを切った。


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日本は、まず内藤祐希(亀田製菓/世界ランク229位)が登場。ラトゥーヤ・ボーセール(同477位)に対して、第1セットは6-0で先取。第2セット、1ゲームずつブレークし、5-4で迎えたリターンゲームでブレークしてまず1勝目をあげる。

続いてシングルス2戦目では本玉真唯(島津製作所/同129位)が、アンキタ・レイナ(同319位)と対戦。第1セットは、ブレーク合戦となる際どい試合に。2ブレークを許した本玉だったが、逆に3ブレークを奪って6-4でセットを先取すると、同じく激戦となった第2セットも6-4で制して2勝目。この時点で日本の初戦勝利を決定づけた。

そしてダブルスにはエースペア、青山修子(近藤乳業/同ダブルス8位)/柴原瑛菜(橋本総業HD/同ダブルス7位)が登場。ウジャニャ・バビセッティ(同ダブルス592位)/リヤ・バティア(同ダブルス469位)に対して、第2セットこそ競った展開となったが、6-0、6-4のストレートで勝利。初戦は1セットも落とすことなく3勝0敗という好スタートを切ることができた。

グループ1部には、日本、中国、インド、インドネシア、韓国、ニュージーランドの6ヵ国が出場。総当たりのリーグ戦を行い、上位2ヵ国が今年11月に行われるプレーオフに進出。
そのプレーオフで勝利となれば、2023年のファイナル進出を決めるファイナル予選に進出できる。大会2日目(4月13日)、日本チームはインドネシアと対戦する。

初戦終了後の日本チームのコメントは以下のとおり。

★土橋登志久監督
Q.初日のメンバー選考の理由
「本玉にとっては、今回は初めての国別対抗戦。大会初日の試合でNo.2からスタートすること、3ポイントを奪う短期決戦ということを考えて、ウクライナ戦(昨年4月のプレーオフ)で経験がある内藤をまず選びました。内島(萌夏/フリー・同208位)も可能性がある選手ですが、No.1、No.2共に初となると不安があるということで、そういうオーダーにしようと、だいぶ前から決めていました」

Q.初日インドに対して3勝0敗
「非常に良かったと思います。アンキタ選手の状態が良いと聞いていましたが、内藤がリードしてくれて、1-0でNo.1の本玉につなげられて良かったです。本玉も初出場ながら自分のテニスを貫いてくれたのは良かったですね。ダブルスは自信をもってエースがいい戦いをしてくれた。課題も出ましたが、それは逆に良かったと思います」

Q.アジア/オセアニア・グループ1部での目標・抱負を
「タフな戦いが待っています。特に中国、韓国は我々と同じレベルの位置にいると思う。そういう中で、チーム力を発揮して、ぜひ1位でリーグを通過したいと思っています」

★内藤祐希
Q.今日の試合を振り返って
「日本チームのオープニングマッチに出させてもらって、入りはものすごく緊張しました。
お互い硬くなり、風が強くて難しいコンディションの中で、勝ち抜くことができて、まず日本に勝利を届けられて良かったです」

Q.アジア/オセアニア・グループ1部での目標・抱負
「去年、ウクライナ戦に出させてもらって、2試合とも勝てず、悔しい思いをしました。(今回は)1位で通過して上のグループにいけたらと思っています」

★本玉真唯
Q.今日の試合を振り返って
「初めての国別対抗戦で、とても緊張していました。けど、自分のやるべきことを最初からしっかりやろうと入ったら、動きが良くなって、途中から相手が嫌がるところもしっかり探し出すことができた。ポイントを取れる場所を探し出せたので、劣勢になっても勝ちにつなげられたと思います」

Q.アジア/オセアニア・グループ1部での目標・抱負
「プレーオフに上がっていけるように、コート内でもコート外でもしっかり貢献できるように頑張っていこうと思っています」

★青山修子/柴原瑛菜ペア
Q.今日の試合を振り返って
青山「出だしは2人でいいプレーができて、第2セット、ゲームを締めるのに、少しクレーコートで時間もあったりして、難しいところもできたんですけど、最後しっかり6-4で締めることができて、次につながる試合になったと思います」

柴原「また青山さんと組んで、あまり前と変わらず、私たちのいいプレーを出して、最初から最後までいいプレーができたと思います。相手もいろいろなプレーを混ぜてきたので、そこで2人でまた話し合いながら、問題を解決しました」

Q.アジア/オセアニア・グループ1部での目標・抱負
青山「やっぱり全勝で1位通過が一番の目標。他のチームを見てもタフなチームばかりで、そこを勝ち抜けたらチームとしても個人としても自信になると思うので、一戦一戦大切に戦っていきたいと思います」

柴原「勝ち上がって、予選にいけるようにすることがゴール。ダブルスは、最後の試合はとても大事なので2人で1試合ずつ頑張りたいと思います」

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