4月25日、ATPは世界ランキングを更新。錦織圭(フリー)は8つ順位を落として64位となり、西岡良仁(ミキハウス)は86位となっている。
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前週開催された「バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル」(スペイン・バルセロナ/ATP500)では、カルロス・アルカラス(スペイン)が決勝でパブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン)を下して、ATP500リオデジャネイロ大会、ATPマスターズ1000マイアミ大会に続いて、今シーズン3勝目を挙げた。これにより、世界ランクも上昇。自己最高の9位につけ、18歳11ヵ月と史上9番目の若さでトップ10入りを果たした。
なお、この記録はラファエル・ナダル(スペイン/18歳10ヵ月)に次ぐ記録。偶然にもナダルも2005年の「バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル」で優勝し、4月25日付けのランキングでトップ10入りを果たしている。
「セルビア・オープン」(セルビア・ベオグラード/ATP250)では、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第2シードのアンドレイ・ルブレフが対戦。今シーズン3大会目の出場にして初の決勝に進出したジョコビッチだったが、フルセットの疲れから最終セットで失速し、ルブレフが今季3度目のタイトルを獲得した。
今週は「BMWオープン(ドイツ・ミュンヘン/ATP250)と「ミレニアム・エストリル・オープン」(ポルトガル・エストリル/ATP250)が開催。西岡は「BMWオープン」に予選から出場し、本戦入り。初戦でエミル・ルースブオリ(フィンランド/同63位)と対戦する。
また、5月1日(日)からは「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン・マドリード/ATPマスターズ1000)が行われ、ジョコビッチや肋骨の疲労骨折で休養していたナダルがエントリー。今シーズン、初めて同じ大会に出場するかもしれない。