国枝慎吾、リードがイギリスで次世代車いすテニス選手のクリニックに参加

国枝慎吾が若き車いすテニス選手を指導

7月3日、国枝慎吾(ユニクロ／世界ランク1位)、ゴードン・リード(ユニクロ／同4位)は、リー・バレー・ホッケー・アンド・テニスセンター(イギリス・ロンドン)で車いすテニスクリニックを行った。

【写真】「楽しい時間を過ごせました」と綴った国枝慎吾のSNS投稿

同クリニックは、ITF(国際テニス連盟)主催で、一般社団法人府ァーストリテイリング財団が後援、ユニクロが協賛して次世代育成のために行われたもの。イベント後、国枝はSNSに「楽しい時間を過ごせました」と投稿している。
国枝、リードは、9～19歳の参加者21名に、車いすテニスのプレーや心構えなどを指導した。今回の参加者の内、後日選抜される4名は、年末にオランダで開催されるITF主催の車いすテニスマスターズに招待されることが決まっている。

両選手は7月7日から開始となるウィンブルドン車いすテニスの部に出場する。次世代を担う選手たちと触れ合って、大会に向けて良い気分転換になったのではないだろうか。

■国枝慎吾選手のコメント 
「このたびの車いすテニスクリニックに参加した皆さんとの触れ合いは、自分にとって、とても貴重な時間となりました。子供たちがこのイベントを通じて、自分やゴードン・リード選手のプレーを間近に見て、プレーする楽しみを感じ、向上心を育み、少しでも夢や目標に向かって頑張るきっかけとなったのであれば幸いです。これからも、未来を担う子供たちにとって憧れの存在であり続けることをモチベーションにして、キャリアを歩んでいきたいと思います。」
 
■ゴードン・リード選手のコメント 
「ユニクロの次世代育成の取り組みに参加できたのは、素晴らしい体験でした。イベントを通じて、車いすテニスだけでなく、人生においてもベストを尽くせるよう、才能ある若者たちを鼓舞することを目指しました。国枝慎吾選手と私は、テニスの技術向上を後押しすることに加えて、謙虚であること、他人に敬意を払うこと、献身的に取り組むことといった、プロスポーツ選手として重要な姿勢を学んでもらえるよう心掛けました。参加した皆さんにとって、良い経験になったのであればうれしいです」
 
■株式会社ファーストリテイリング グループ上席執行役員 柳井康治のコメント 
「ユニクロのグローバルブランドアンバサダーの国枝慎吾選手とゴードン・リード選手と共に、若者の成長と夢の達成を手助けする活動に取り組むことができ、大変うれしく思っています。ユニクロは今後も、スポーツを通じた次世代育成の取り組みを推進し、よりインクルーシブでサステナブルな社会の実現に向けて活動を続けてまいります」