7月8日、ウィンブルドン12日目、男子シングルス準決勝、大会3連覇中の第1シード、ノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク3位)対第9シードで地元のキャメロン・ノリー(イギリス/同12位)が行われる。また車いすテニスでは国枝慎吾(ユニクロ/男子同1位)、上地結衣(三井住友銀行/女子同2位)、ワイルドカード(主催者推薦)で出場の大谷桃子(かんぽ生命保険/女子同6位)らが準々決勝に挑む。
【試合予定】ウィンブルドン2022、ジョコビッチ対ノリーに注目[7/8オーダー・オブ・プレー]
男子準決勝2試合が予定されていた本日だが、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン/同4位)が昨日、大会の棄権を発表。ニック・キリオス(オーストラリア/同40位)が初めてグランドスラム決勝に進出することになった。そして本日、ジョコビッチ対地元ノリーがセンターコート第2試合(第1試合は日本時間21時半開始予定)で行われる。
対戦成績はジョコビッチの1勝0敗。昨年のNitto ATPファイナルズのラウンドロビンで対戦し、6-2、6-1で快勝している。
ジョコビッチは「母国の選手がウィンブルドンのセンターコートでプレーする。観客の声援など何が起こるかはわかっている。(若手である)彼は失うものはあまりないだろうね。何度か練習したことがあるから、彼のことはよく分かっている。しっかり宿題をやって試合に臨むよ」と準備して臨むとコメント。一方、ノリーは「今日からいろいろなことを改善していかなければならない。彼に挑むことを楽しみにしている」とその挑戦が楽しみだと語っている。
車いすテニスシングルスは、準決勝が行われる。国枝はコート14第1試合(日本時間19時開始予定)でヨアキム・ジェラール(ベルギー/同6位)と対戦する(初対戦)。同コートでは、菅野浩二(リクルート/ダブルス同6位)が第2試合でクアードダブルスに、小田凱人(東海理化/ダブルス同13位)が第3試合でダブルスに登場する。
上地はコート15第1試合(日本時間19時開始予定)でジェシカ・グリフィオン(オランダ/同5位)と対戦。同コート第3試合では大谷がダブルスに登場する。その大谷はコート3第2試合で、女王ディーデ・デグロート(オランダ/同1位)と対戦。同コート第3試合では上地がダブルスをプレーする。
また今回新設された14歳以下ジュニアの部・女子では市岡梓奈(グリーンテニスプラザ)がコート6第3試合に登場。昨日は見事2試合ともに勝利している。
■ウィンブルドン2022
[THE CHAMPIONSHIP WIMBLEDON]
・大会日程/2022年6月27日(月)~7月10日(日)
・開催地/イギリス・ウィンブルドン:オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(時差8時間)
・賞金総額/4,035万ポンド(66億6,160万円)
・男女シングルス優勝賞金/200万ポンド(3億3,030万円)
・サーフェス/グラス(芝)コート
・TV中継・放送予定/WOWOW、NHK
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