キリオス、USオープン前哨戦のシンシナティ大会にWCで出場。今季トップ10を4度撃破
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ウィンブルドン準優勝のキリオスがUSオープン前哨戦に出場

7月25日、USオープン前哨戦の「ウェスタン＆サザン・オープン」(アメリカ・シンシナティ／ATPマスターズ1000／8月14日～21日)は、ウィンブルドン準優勝者のニック・キリオス(オーストラリア／世界ランク47位)がワイルドカード(主催者推薦)で出場することを発表。2019年大会以来、3年ぶりの出場となる。


【画像】「ウェスタン＆サザン・オープン」男子シングルスエントリーリスト

過去5度の出場があるキリオスは、2017年大会の準々決勝でラファエル・ナダル(スペイン)を破るなど活躍。惜しくもタイトル獲得とはならなかったが、初めてATPマスターズ1000で決勝に進出している。

今大会には、先週のランキングで45位だったキリオスは本戦ストレートインのカットラインに届いておらず、ワイルドカードを得て出場権を得た。

今シーズン、出場する大会を抑えてはいるもののトップ10から4勝を挙げており、ツアー大会で3度のベスト4入りしているキリオス。ウィンブルドンでは、グランドスラムで初めてのシングルス決勝に進出しており、トップ選手が参加する今大会でも爆発力のあるプレーを見せてもらいたい。

なお、今大会は世界ランク1位のダニール・メドベデフや同2位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、同3位のラファエル・ナダル(スペイン)ら41位までが本戦にエントリー。

過去2度優勝しているジョコビッチもエントリーリストに名を連ねているが、アメリカは入国のために新型コロナウイルスのワクチン接種を義務付けているため、現状のままだとジョコビッチはプレーできない見通しとなっている。
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