8月8日、ATPは世界ランキングを更新。先週行われた「シティ・オープン」(アメリカ・ワシントンDC/ATP500)で準優勝した西岡良仁(ミキハウス)は96位から大きくジャンプアップし54位に、ダニエル太郎(エイブル)が1つ下げて95位、錦織圭(ユニクロ)は297位となった。
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1日に開幕した「シティ・オープン」で西岡は、初戦からランキングで格上の選手を次々と撃破し、準決勝ではトップ10選手のアンドレイ・ルブレフ(同8位)を6-3、6-4で下してATP500レベルで初めての決勝に進出。6日連続の試合となった決勝こそ敗れ、ツアー2勝目はお預けとなったが、2年前に記録したキャリアハイの48位に近づく、54位にランクインした。
同大会で優勝したのは、ウィンブルドンで決勝に進出したニック・キリオス(オーストラリア)。3年ぶりのツアータイトルを獲得し、ランキングも63位から37位へと上昇している。
なお、股関節の怪我により欠場が続いている錦織は、同大会で前年ベスト4入りしており、180ポイントが失効。160位から297位へ大きくランキングを落とした。
また、同週に行われた「ミフェル・オープン」(メキシコ・ロスカボス/ATP250)では、世界ランク1位のダニール・メドベデフが、決勝でキャメロン・ノリー(イギリス/同11位)を下し、失セット0で今季初タイトル。連覇のかかるUSオープンに向けて、シーズン後半戦の初戦で好スタートを切っている。