男子はアルカラス、ティアフォー、女子はシフォンテク、サバレンカが4強入り！ 年間グランドスラムを狙う国枝慎吾は初戦突破。大会10日目(9/7)男女シングルス準々決勝4試合の結果[USオープン]

車いすテニスで国枝慎吾、三木拓也、小田凱人、
大谷桃子、田中愛美、上地結衣の6選手が2回戦へ

8月29日に開幕したUSオープン。大会10日目となる現地9月7日は、男女シングルス準々決勝(男子はボトムハーフ、女子はトップハーフ)、女子＆混合ダブルス準々決勝、車いすテニスの男女シングルス1回戦、クアードシングルス準々決勝、そしてジュニアの部の単複が行われた。

【表】USオープン2022大会男女シングルス、トーナメント表(勝ち上がり表)はこちら

男子シングルスでは、今大会4回戦で第2シードのラファエル・ナダル(スペイン／男子シングルス同3位)を破った地元アメリカのフランシス・ティアフォー(男子同26位)が、第9シードのアンドレイ・ルブレフ(男子同11位)にストレート勝ちし、準決勝へ。もう一方の準々決勝では、世界1位を狙うスペインの19歳カルロス・アルカラス(男子同4位)が、第11シードのヤニック・シナー(イタリア／男子同13位)との5時間を超える死闘を制し、自身初となるグランドスラム・ベスト4の座を手にした。

女子では、第1シードのイガ・シフォンテク(ポーランド／女子同1位)が地元アメリカのジェシカ・ペグラ(女子同8位)をストレートで退け、準決勝に進出。また、第6シードのアリーナ・サバレンカ(女子同6位)が、第22シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ／女子同22位)に2-0で勝利し、4強入りを果たしている。

そして、この日から車いすテニスがスタート。男子では、年間グランドスラムに挑む第1シードの国枝慎吾(ユニクロ／車いす世界ランク1位)、同4位の小田凱人(東海理化)や同10位の三木拓也(トヨタ自動車)がいずれも初戦を白星で飾っている。女子では、同2位の上地結衣(三井住友銀行)、同8位の大谷桃子(かんぽ生命保険)、同9位の田中愛美(長谷工コーポレーション)の3選手が1回戦に勝利し、準々決勝へ進出。また、クアードシングルスでは、菅野浩二(リクルート／車いすクアード同9位)が初戦の準々決勝で敗退した。

ジュニアの部では、現地6日に雨の影響で順延となっていた男子シングルス2・3回戦、男女ダブルス1回戦が行われ、木下晴結(LYNX TA大阪／ITF世界ジュニアランク53位)が女子ダブルス1回戦でストレート勝ち。一方、男子シングルス2回戦に臨んだ坂本怜(誉高／ITF同27位)は、第13シードの韓国人選手に0-2で敗れた。

大会10日目、男女シングルス準々決勝4試合の結果は以下のとおり。

〈男子シングルス準々決勝試合結果〉
※[　]内の数字＝シード順位

C.アルカラス(スペイン)[3] 6-3 6(7)-7 6(0)-7 7-5 6-3 J.シナー(イタリア)[11]
F.ティアフォー(アメリカ)[22] 7-6(3) 7-6(0) 6-4 A.ルブレフ[9]

〈女子シングルス準々決勝試合結果〉
I.シフォンテク(ポーランド)[1] 6-3 7-6(4) J.ペグラ(アメリカ)[8]
A.サバレンカ[6] 6-1 7-6(4) Ka.プリスコバ(チェコ)[22]

〈日本人車いすテニス男子シングルス1回戦試合結果〉
国枝慎吾(ユニクロ)[1] 6-3 7-5 J.ジェラール(ベルギー)
三木拓也(トヨタ自動車) 6-3 7-6(2) G.フェルナンデス(アルゼンチン)[3]
小田凱人(東海理化)[4] 6-0Ret D.カベルザスチ(スペイン)

〈日本人車いすテニス女子シングルス1回戦試合結果〉
大谷桃子(かんぽ生命保険) 6-4 7-5 A.ベルナル(コロンビア)
田中愛美(長谷工コーポレーション) 6-2 6-4 船水梓緒里(三菱商事)
K.モンジャニ(南アフリカ) 6(12)-7 6-4 6-1 高室冴綺(スタートライン)
上地結衣(三井住友銀行)[2] 6-0 6-1 M.カブリラナ(チリ)

〈日本人車いすテニスクアードシングルス準々決勝試合結果〉
D.ランファディ(南アフリカ) 2-6 6-3 7-5 菅野浩二(リクルート)

■USオープン2022
・大会日程／2022年8月29日(月)～9月11日(日)
・開催地／USTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センター(時差13時間)
・賞金総額／6,010万ドル(81億7,390万円)
・男女シングルス優勝賞金／260万ドル(3億5,360万円)
・サーフェス／ハードコート(レイコールド)
・使用球／[男子]ウイルソン「USオープン・エキストラ・デューティ」、[女子]ウイルソン「USオープン・レギュラー・デューティ」

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