9月29日、「ユージン韓国オープン」(韓国・ソウル/ATP250)シングルス2回戦が行われ、内田海智(富士薬品/世界ランク163位)は、第2シードのキャメロン・ノリー(イギリス/同8位)と対戦し、2-6、2-6のストレートで敗れて初めてのツアー8強入りとはならなかった。
【動画】「チャンス生かす事ができました」とツアー本戦初勝利を喜んだ内田海智のSNS
今大会、ワイルドカード(主催者推薦)でツアー2度目の本戦出場となった内田は、1回戦で同じくワイルドカードのホン・ソンチャン(韓国/同445位)を6-4、6-2で下し、ツアー本戦で初白星を挙げた。
2回戦の相手は、今季ツアー2勝しウィンブルドンでも4強入りしているノリー。4回戦敗退となったUSオープン後は、男子国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」グループステージと「レーバーカップ」(イギリス・ロンドン)に出場しており、今大会は1回戦が免除。この日の試合が初戦となった。内田にとっては、公式戦で初めてトップ10選手との対戦である。
試合序盤、内田は体重の乗った力強いショットで押し込むも、安定感抜群のノリーを前に徐々にミスが増加。2-1から2度のブレークを許して2-6で第1セットを落とす。
続く第2セットも第3ゲームで先にブレークを許した内田は、リターンゲームで食らいつくも40-30や30-30という場面で、ノリーが勝負強さを見せてブレークポイントを握れない。1ブレーク差を追いかけた内田だったが、第7ゲームでリードを広げられ、試合を通してチャンスを作れずストレートで敗れた。
準々決勝でノリーは、ジェンソン・ブルックスビー(アメリカ/同46位)と対戦する。