現地10月19日、「ストックホルム・オープン」(スウェーデン・ストックホルム/ATP250)シングルス2回戦が行われ、第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ/世界ランク5位)は、マキシム・クレッシー(アメリカ/同33位)を7-6(5)、7-6(12)で下し、ベスト8入りを果たした。
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ステファン・エドバーグやビョルン・ボルグ、ロジャー・フェデラーなどテニス界の名だたるレジェンドが制してきた同大会。
そして、4年ぶりの出場となった今年は、第1シードとして迎え、2回戦から登場。初戦でサーブ&ボレーヤーのクレッシーと対戦した。
第1セット、第5ゲームでクレッシーの攻撃的なストロークに押されたチチパスは、リターンエースを奪われて先にブレークを許す。その後もクレッシーのサーブ&ボレーに手を焼いたものの、第8ゲームで正確なリターンを放って0-40と3本のブレークポイントを握ると、最後はクレッシーがダブルフォールト。ブレークバックに成功し追いつくと、試合はそのままタイブレークに突入。
続く第2セットも拮抗した試合展開となる。チチパスはリターンゲームでデュースに持ち込むもチャンスを握ることはできず、互いにブレークポイントのないままタイブレークへ。2度ずつミニブレークして迎えた12-12で、チチパスがバックハンドのリターンエースを放って、5度目のマッチポイントを握る。最後はクレッシーのリターンがネットを越えず、約20分に及ぶタイブレークを制したチチパスがベスト8入りを果たした。
ATP公式サイトには試合後のチチパスのコメントが掲載。
準々決勝では、ディフェンディングチャンピオンで第8シードのトミー・ポール(アメリカ/同31位)とミカエル・イマー(スウェーデン/同79位)の勝者と対戦する。