メドベージェフ、シャポバロフに苦戦も逆転勝ちで今季2勝目

現地10月30日、「エルステバンク・オープン」(オーストリア・ウィーン/ATP500)シングルス決勝が行われ、第1シードのダニール・メドベージェフ(世界ランク4位)が、デニス・シャポバロフ(カナダ/同19位)を4-6、6-3、6-2と逆転で下して、今季ツアー2勝目を挙げた。

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今大会、サービスゲームを1ゲームを落とすことなく決勝に進んだメドベージェフの相手は、過去3勝2敗としているシャポバロフ。
2018年のATP500ワシントン大会で敗れてから3連勝中の相手だ。

第1セット、シャポバロフは第2ゲームでのピンチを脱すると、第3ゲームから一気に4ゲームを連取。2本のエースと19本のウィナーを奪って、メドベージェフからセットを奪う。

だが、第2セット以降からメドベージェフのコート深くへのストロークが、シャポバロフを苦しめミスを連発。ウィナーが減るとともに、アンフォーストエラーを10本以上と重ねることとなって、メドベージェフが逆転で今季2勝目を挙げた。

メドベージェフは、「この試合は今週一番の出来だったと思う。第2セットの4-3までは、デニスも本当に信じられないようなプレーをしていた。彼が2%ほどレベルを落として、僕はそれをうまく利用することができたんだ。相手が優位に立っていても、我慢して自分のできることをしようとする。最高の勝利の一つだ」と、好調の相手の攻撃に耐えながらも手にした勝利に喜んだ。

また、10月14日に第一子となる女児の誕生を明かしたメドベージェフ。父親になってからは初のタイトルとなり、表彰式では「このトロフィーを妻に捧げたい。
なぜなら妻は僕に今までで一番の美しいプレゼントをくれたから。僕の娘だ。この感情は、これまでのタイトル獲得よりも素晴らしいものだ」と、妻のダーシャさんに感謝を言葉を述べた。

この優勝でツアー通算15勝のうち7勝をインドアハードコートで挙げているメドベージェフは、今大会の決勝に進んだことでツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/11月13日~20日)の出場権も獲得。「シーズンの終わりにインドアハードコートでプレーするのが好きなんだ。チームの一緒に燃え尽きないように頑張っているよ。今年最後の2大会は重要で、いつもいいプレーができる」と、シーズン最後の戦いに向けて意気込んだ。

今週は、昨年準優勝の「ロレックス・パリ・マスターズ」(フランス・パリ/ATPマスターズ1000)に第4シードとして出場。2回戦でセバスチャン・コルダ(アメリカ)とアレックス・デミノー(オーストラリア)の勝者と対戦する。

※ランキングは10月24日付のもの
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