フェデラーが3年ぶりの来日に満面の笑顔「東京に戻ってくることができてすごくうれしい」

フェデラー、3年ぶりの来日! 銀座のクリスマスツリー点灯式に登場

11月17日、今年9月に現役から退いた元世界ランク1位のロジャー・フェデラー(スイス)が、東京・銀座のUNIQLO TOKYOにて行われた「ユニクロ ホリデーギフト クリスマスツリー点灯式」に出席。約3年ぶりの来日に「ようやく東京、日本に戻ってくることができてすごくうれしい」と笑顔がこぼれた。

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ユニクロのグローバルブランドアンバサダーを務めるフェデラーは、グランドスラム通算20度の優勝を誇り、今年9月に引退を表明。自身も立ち上げに関わった「レーバーカップ」(イギリス・ロンドン)で現役最後の試合を終えたばかりだ。

「コロナ禍で日本はずいぶんご無沙汰していたが、ようやく東京、日本に戻ってくることができてすごくうれしい」と笑顔で述べ、「キャリアはロンドンで終えた。もちろん感傷的になる面もあったけど、非常に幸せな形で引退ができた。それ以降、約2ヵ月家族と時間を過ごしてきたんだ。今回の来日に家族は一緒にいないけどチームはいて、クリスマスムードが高まっていく中でこの場に参加させていただいてうれしいよ」と約3年ぶりの来日を喜んだ。

これまで家族で日本を訪れようとしていたというフェデラーだが、残念ながらキャンセルに。「日本は、妻と子供の6人で京都に旅行したのが最後。それが本当に楽しくて、『京都、東京は楽しかったね』と家族で写真を眺めて語っていたんだ。今回、僕だけが来ることになって子供たちが来れなくて残念がっているところだけど、来年はぜひ家族で来たい」と、次回は家族で訪れたいとした。

この日は、ユニクロのソックスを用いて作成されたクリスマスオーナメントを飾った「ユニクロ ホリデーギフト クリスマスツリー」の点灯式の大役を担ったフェデラー。「とてもかわいくできているね。ユニクロのソックスというと、40歳になった時に40足のソックスをユニクロから送っていただいたのを覚えている。『今日は何色を履こうかな』と思っていたのをこのソックスを見て思い出したよ。赤鼻のトナカイもついているし、ロジャー・フェデラーのRFのロゴもある。とても見ていて楽しいね」と、クリスマスツリーの印象を語った。

また、フェデラーのサイン入りボールなどのオリジナルギフトが当たるプレゼント企画が発表され、「皆さんの力があって、ここまでこれた。ケガもあって大変な数年だったけど、来日することができて本当に気持ちが温かくなった。また、世界でもっとも美しい素敵な店と言われるUNIQLO TOKYOに来ることができてとてもうれしい。これからクリスマスシーズン、年末年始を迎えるが、いい時間を過ごしてください。また来年も会いましょう」とファンへ向けて感謝の思いを口にした。

19日には、東京・有明コロシアムで「UNIQLO LifeWear Day Tokyo 2022 with Roger Federer」が行われ、錦織圭(ユニクロ)や国枝慎吾(ユニクロ)、ゴードン・リード(イギリス)らととともにトークセッションが行われるほか、小学1年～4年生を対象にしたテニスセッションが行われる予定となっている。