錦織圭、男子国別対抗戦デ杯イギリス戦へ「気を抜かないように」と意気込む

錦織圭と西岡良仁がシングルスに登場

1月31日～2月1日に兵庫・ブルボンビーンズドームで行われる男子国別対抗戦デビスカップ・ファイナル予選1回戦「日本対イギリス」のドロー抽選式が30日に実施。シングルスに起用された錦織圭（ユニクロ／世界ランク70位）は、「気を抜かないように頑張りたい」と語った。

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予選1回戦では26ヵ国が参加し、初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合が行われ、先に3勝した国が予選2回戦に進出する。昨年9月に行われたワールドグループ1部でコロンビアを3勝1敗で下した日本は、イギリスと9年ぶりに対戦することとなった。

ツアー大会では、2月3日に開幕する「ダラス・オープン」（アメリカ・ダラス／ATP500）、同月10日からの「デルレイビーチ・オープン」（アメリカ・デルレイビーチ／ATP250）の出場を予定している錦織にとって、タフなスケジュール。「正直悩んだ。ATP500かつアメリカで（開催される）というところで大変にはなるけど、1回やってみようかなという感じ」と明かした。

錦織の相手となるのが、第1日ではジェイコブ・ファーンリー（イギリス／同77位）、第2日ではビリー・ハリス（イギリス／同129位）。

初日は第2試合に登場することとなり、「今年のプレーはまぁまぁいいので、自信を持って臨みたい」と意気込むと同時に、「本当は1試合目がよかったですけど、2試合目でも文句を言わずにやりたい」と冗談も口に。「2試合目になると1-0か0-1かになって気持ちの揺さぶりがある。1試合目のほうが2％ぐらいは気楽にできるかなっていう」と、第1試合に登場する西岡良仁（ミキハウス／同67位）をうらやんだ。

イギリスチームはジャック・ドレイパー（同16位）、元世界8位のキャメロン・ノリー（同63位）らが欠場。錦織は「ノリーが来る準備をしていた。気持ち的にちょっと変わった」としたが、「（イギリスのシングルス）2人も爆発力はあるし、フラットで思い切り打てる選手なので注意しなければならない。ランキングではこちらが少し上だが、力がある選手であることには変わりないので気を抜かないように頑張りたい」と気を引き締めた。

＜日本＞
西岡良仁（ミキハウス／単：67位、複：―）
錦織圭（ユニクロ／単：70位、複：―）
内山靖崇（積水化学工業／単：143位、複：581位）
綿貫陽介（SBCメディカルグループ／単：341位、複：1261位）
柚木武（イカイ／単：1378位、複：144位）
監督：添田豪

＜イギリス＞
ジェイコブ・ファーンリー（単：77位、複：655位）
ビリー・ハリス（単：129位、複：538位）
ジャイルズ・ハシー（単：388位、複：704位）
ジョー・ソールズベリー（単：―、複：43位）
ニール・スカップスキー（単：―、複：16位）
監督：レオン・スミス

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