西岡良仁、世界129位にストレート勝ちで日本が先勝！「終盤にかけて自分らしいプレーができた」[デビスカップ／イギリス戦]

西岡良仁が第1試合で勝利し、日本に貴重な1勝もたらす

1月31日、男子国別対抗戦デビスカップ・ファイナル予選1回戦「日本対イギリス」（兵庫・ブルボンビーンズドーム）第1日のシングルス第1試合に西岡良仁（ミキハウス／世界ランク67位）が登場。ビリー・ハリス（イギリス／同129位）を7-5,6-1で下し、日本に先勝をもたらした。

【動画】西岡良仁の強烈なリターンエース＆勝利の瞬間

予選1回戦では26ヵ国が参加し、初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合が行われ、先に3勝した国が予選2回戦に進出する。昨年9月に行われたワールドグループ1部でコロンビアを3勝1敗で下した日本は、イギリスと9年ぶりに対戦することとなった。

ブルボンビーンズドームに用意された約2500席のチケットは完売。平日の開催となったが多くの観客が詰めかけた。

先陣を切ったのは日本の1番手である西岡。第1セットではハリスのしぶとさもあり先行を許した形となったが、第6ゲームでブレークバックする。拮抗した試合展開の中、西岡は第11ゲームで2本のピンチに。これを守り切って踏みとどまると、続く第12ゲームで値千金のブレーク。7-5で第1セットを奪う。

これで勢いに乗った西岡は、ショットの精度が上がり第2セットは開始から5ゲームを連取。そのまま6-1で締めて、日本に1勝をもたらした。

試合後、西岡は「ランキングで侮れない選手が揃っているので不安はあった。スタートは押され気味だったけど、終盤にかけて自分らしいプレーができた」とコメント。プレッシャーがあったとし、「1勝が歩かないかでは違う。少しでもいい気持ちで錦織選手がプレーできるのではないか」と語った。

第2試合では、錦織圭（ユニクロ／同70位）とジェイコブ・ファーンリー（イギリス／同77位）が対戦する。

＜日本＞
西岡良仁（ミキハウス／単：67位、複：―）
錦織圭（ユニクロ／単：70位、複：―）
内山靖崇（積水化学工業／単：143位、複：581位）
綿貫陽介（SBCメディカルグループ／単：341位、複：1261位）
柚木武（イカイ／単：1378位、複：144位）
監督：添田豪

＜イギリス＞
ジェイコブ・ファーンリー（単：77位、複：655位）
ビリー・ハリス（単：129位、複：538位）
ジャイルズ・ハシー（単：388位、複：704位）
ジョー・ソールズベリー（単：―、複：43位）
ニール・スカップスキー（単：―、複：16位）
監督：レオン・スミス

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2025年から5年間にわたってATPツアーとのパートナーシップを締結したU-NEXTが、1月31日（金）～2月1日（土）の2日間に開催される「デビスカップ ファイナル予選1回戦 日本対イギリス」を独占ライブ配信を行う。