史上最年少でWTA1000を制したアンドレーワがトップ10入り

前週行われた「ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権」(アラブ首長国連邦・ドバイ/WTA1000)で優勝したミラ・アンドレーワが、2月24日に更新された世界ランキングで9位に上昇。2007年のニコル・バイディソバ(チェコ)以来となる17歳でのトップ10入りを果たした。


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前週の「ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権」に出場した17歳のアンドレーワは、準々決勝で世界ランク2位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)、準決勝で同7位のエレナ・ルバキナ(カザフスタン)などグランドスラム優勝経験者を破って、タイトルを獲得。昨季、全仏オープンでのベスト4入りやWTA250ツアー初優勝するなど躍進し、今度はWTA1000史上最年少でトロフィーを掲げた。

この結果により、今週更新されたランキングで14位から9位に上昇。2007年以降ではバイディソバ以来、最年少でのトップ10選手となった。

WTAによると、過去30年における18歳未満でのトップ10入り選手は、1996年のマルチナ・ヒンギス、1998年のビーナス・ウイリアムズ、1998年のアンナ・クルニコワ、1999年のセリーナ・ウイリアムズ、2004年のマリア・シャラポワ、2006年のバイディソバの6人。アンドレーワが7人目となった。

WTA1000ドバイの優勝後、アンドレーワは「これまでの優勝者がシャンパンを飲んでいるのを見た。まだ17歳なのが残念」とユーモアを交えて語ると、「年末までに5位以内に入ることが目標」とさらなる高みを目指すとしている。
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