錦織圭、途中棄権し2回戦敗退


現地4月3日、「米男子クレーコート選手権」(アメリカ・ヒューストン/ATP250)シングルス2回戦が行われ、第8シードの錦織圭(ユニクロ/世界ランク66位)はクリストファー・ユーバンクス(アメリカ/同117位)と対戦。第1セットを1-6で失ったところで、錦織が棄権し今季2度目のツアー8強入りとはならなかった。


【動画】錦織圭は2回戦を途中棄権 「米男子クレーコート選手権」1回戦ハイライト

35歳の錦織は、3月上旬に行われた「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ATPマスターズ1000)で2回戦敗退後、ツアー下部の「アリゾナ・テニス・クラシック」(アメリカ・フェニックス/チャレンジャー175)で4強入り。

その後、「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/ATPマスターズ1000)は、フィジカル面の回復を優先し欠場して、14年ぶり3度目の出場となる今大会を迎えた。

初戦で予選勝者のミッチェル・クルーガー(アメリカ/同141位)に6-4,6-2と快勝した錦織は、元世界ランク28位のユーバンクスと初対戦。

第1セット、ショットの精彩を欠いてユーバンクスに3ゲーム連取を許した錦織は、サーブにスピードがなく、動きも緩慢。第6ゲームも40-15からブレークを許して、1-6で第1セットを失うと、錦織は棄権を決断しユーバンクスと握手を交わした。

クレーコート・シーズン初戦でツアー8強入りとはならなかった錦織。次戦は、2014、2015年に連覇している4月14日開幕の「バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル」(スペイン・バルセロナ/ATP500)に出場を予定している。

クレーコートのツアー大会で初めて8強入りを果たしたユーバンクスは、準々決勝で第4シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ/同33位)と対戦する。

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