競技プレーヤーに人気の“TeXtreme×ZYLON”搭載のPHANTOM GRAPHITE シリーズに満を持して97サイズが2025年6月下旬に発売!

Prince<プリンス>PHANTOM GRAPHITE 97が“TeXtreme×ZYLON”を搭載してモデルチェンジ
PHANTOM GRAPHITE 97 Image

Prince<プリンス>のテニスラケットで競技プレーヤーに人気の“TeXtreme×ZYLON”搭載のPHANTOM GRAPHITE<ファントム グラファイト> シリーズに満を持して97サイズが2025年6月下旬に発売する!

2024年に発表された“TeXtreme×ZYLONテクノロジー”。搭載モデルが全てベストセラーとなる高評価だ。


 
今回はまずその理由から解説する。

①そもそもTeXtreme(テキストリーム)とは?
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TeXtreme_logo

昨今の競技用テニスラケットはそのほとんどが、「カーボン(またはグラファイト)」でできているが、皮革製品の「革」と同じように、そのカーボンにも様々なグレードがある。

テキストリームカーボンは

1. 高い技術で薄く広く約2cm巾のリボン状に整列させたカーボンを編んだ大変薄いカーボン素材。

2. 薄い平らなカーボンを編んでいるので直線的で非常に強度が高い。特にねじれに強い。

3. この構造はレジン(プラスチック系の接着剤)が極端に少ないため、重さを最小限にでき、カーボンの純度が高い。 

 薄くて、軽くて、強い非常に高性能なカーボンなのだ。

その品質の高さはF1のレースカーのボディーなどに使用されることでも証明されている。
ラケットスポーツではPrinceだけに使用が許されたスウェーデン製の高品質カーボン。
TeXtreme(テキストリーム)は「ブランド米」ならぬ、「ブランドカーボン」であり、信頼の名前なのだ。

②ZYLONとは?
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ZYLON_logo

世界で最も高強度で弾性率の高いスーパー繊維。
耐衝撃性能は、前作のTwaronなどのようなアラミド複合材料の2倍以上。


③結局TeXtreme×ZYLONを搭載したラケットって?
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25PHANTOM GRAPHITE_FNC_ATS

高性能カーボン「TeXtreme」と高強度・高弾性率のスーパー繊維「ZYLON」を掛け合わせ、ラケットのシャフト部とフレームの2時・10時の部分に配置すること(ATS)で、シャフトとフレーム上部の強度をさらにアップ!

その結果、

高いパワー性能、高いコントロール性能、高い衝撃吸収性を持った
強さとしなやかさを兼ね備えた 掴んで 弾いて ねじれない ラケットが誕生

という訳である。

TEAM Princeの上杉海斗プロがPHANTOM GRAPHITE 100を使ってトラックマン(ボールの動きをレーダーで計測する弾道測定器)で行ったテストでは、ボールスピード、スピン量、コントロールにおいて前作を上回る値を出している。

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TeXtreme_ZYLON_FNC


④このTeXtreme×ZYLONを搭載したPHANTOM GRAPHITE 97とはどのようなラケットなのか?
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25PHANTOM GRAPHITE_FNC_Crossbar

グラファイトの代名詞となったクロスバーによってフレックスポイントが上方へ、つまりフレームの5時・7時の部分に上がることで、手のひら感覚のコントロールを演出する。

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25PHANTOM GRAPHITE_FNC_BOXFRAME

ボックス形状(断面が四角形状)のフレームは、クロスバーと組み合わせることで、フレームのねじれを大幅に削減し、優れた面安定性と高いコントロール性能を生み出す。

Prince<プリンス>PHANTOM GRAPHITE 97が“TeXtreme×ZYLON”を搭載してモデルチェンジ
25PHANTOM GRAPHITE_FNC_CTS

グリップ上部からフレームトップまで徐々に厚みを増すCTS形状は、ボールを捉えるフレーム上部の厚みが増すため、現代テニスにおけるスウィングのヒッティングポイントとスウィートエリアがシンクロするように上方に拡大。

先行して発売している100インチモデルのストリングパターンが16×18であるのに対し、この97は16×19と細かくしているが、97にはパラレルホール(ストリングがフレームの外側まで一直線になるようなグロメットホールの設定のこと)を採用することで、食いつきが良く、ホールド感とスピン性能がアップしている。

また、一般的にラケットのフェイスが小さくなると、フレームの厚みが薄くなり、力のあるプレーヤーが大きな強いスウィングで飛ばすようなスペックになることが多いのが、この97は、100よりも1mm※厚くなっている。この1mmの違いでラケットの弾きが格段に違ってくる。
※グリップ上部とフレームトップ部は1mm、フレーム中部は1.5mm厚くなっている。
 
PHANTOM GRAPHITEが持つコントロール性能の高さ、ホールド感とスピンのかけやすさに加え、フェイスサイズ97インチという振り抜きの良さが特長。

打感の違いを言葉にすると、少し弾きの良かった前モデルから、新作はフレームの中が詰まって、より重厚な打球感に進化した感じと言ったらお分かりいただけるだろうか。

つまり、前作と同じ97インチでありながら、パワーアップして打球感もアップしており、“TeXtreme×ZYLON”の良さを最も感じることの出来るラケットと言っても過言ではない。


薄いラケット、面の小さなラケットを好むプレーヤーの皆さんには是非その手で確かめてほしいモデルとなっている。

●PHANTOM GRAPHITE 97 (315g):7TJ247
https://princetennis.jp/product/7tj247
Prince<プリンス>PHANTOM GRAPHITE 97が“TeXtreme×ZYLON”を搭載してモデルチェンジ
7TJ247_PHANTOM GRAPHITE 97_315g


●PHANTOM GRAPHITE 97 (300g):7TJ248
https://princetennis.jp/product/7tj248
Prince<プリンス>PHANTOM GRAPHITE 97が“TeXtreme×ZYLON”を搭載してモデルチェンジ
7TJ248_PHANTOM GRAPHITE 97_300g


※Prince公式ホームページ
PHANTOM GRAPHITE 特設ページ 
https://princetennis.jp/product-category/tennis/tennis-racket/tennis-racket-phantom-graphite-2025
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