ルード、チチパスらが「バルセロナ・オープン」準々決勝進出


現地4月16日、「バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル」(スペイン・バルセロナ/ATP500)シングルス2回戦が行われ、前年覇者で第2シードのキャスパー・ルード(ノルウェー/世界ランク10位)がベスト8入りを果たした。

【動画】ルード、チチパス、ルーネ、フィスとシード勢が「バルセロナ・オープン」8強 ハイライト

昨年の大会で全試合ストレート勝ちの完全優勝を果たした第2シードのルードは、今大会1回戦で予選勝者のダニエル・エライ・ガラン(コロンビア/同117位)にブレークポイントを握られることなく、6-4,6-3で下している。


この日行われた2回戦では、若手有望株で予選勝者のハマド・メジェドビッチ(セルビア/同72位)に対して、各セット先にリードを許す展開となる。しかし、第1セット5-5での0-40などピンチをしのぐなど要所での勝負強さを発揮したルードが、7-5,7-5とセットを連取し、昨年から7連勝を飾った。

「今日は運が良かった部分もあった。でも、自分のメンタリティには満足してる。あきらめることなく、粘り強くプレーできた」と語るルード。

「大事なブレークポイントをいくつもセーブして、両セットとも6-5でブレークできたのは運もあったと思うけど、最後はいいプレーができた。自分としては波が激しかったと思うけど、メンタル的には誇りに思う。どのポイントも全力で戦ったし、そのおかげで勝てたと思う」

次戦では、直接対決で6勝1敗としている第6シードのホルガー・ルーネ(デンマーク/同13位)と対戦する。

また、今大会で4度の決勝進出をしながらいまだ優勝経験のない第3シードのステファノス・チチパス(ギリシャ/同16位)は、「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/ATPマスターズ1000)で敗れているセバスチャン・コルダ(アメリカ/同24位)を7-6(4),6-4で下し、5年連続で8強入り。準々決勝では、これまで0勝2敗と一度も勝ったことがない第7シードのアルトゥール・フィス(フランス/同14位)と対戦する。

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