内山靖崇主催のITF大会「BLUE SIX OPEN」Week2


内山靖崇(積水化学工業/世界ランク209位)が主催するITFツアーの男子大会「BLUE SIX OPEN」(大阪・モリタテニスセンター靭/ITF M15)のシングルス2回戦とダブルス1回戦、準々決勝が4月24日に行われた。

【画像】「BLUE SIX OPEN」4月24日のフォトアルバム

【画像】シングルス&ダブルス組み合わせ

今大会は、より大きなステージ、世界へ挑戦する選手の力になるため作られた国際大会。
現役を続ける内山にとっては、2021年から地元の北海道・札幌で開催している「Uchiyama Cup」(9月開催)2大会、昨年から東京・有明で開催している「BLUE SIX OPEN」(7月開催)2大会に続いての国際大会の実施となり、今年初めて大阪で2週連続開催している。

24日のシングルスでは、第1シードの高橋悠介(三菱電機)や第3シードの熊坂拓哉(イカイ)らが勝ち上がる中で、今年9月に32歳を迎える第5シードの今井慎太郎(エキスパートパワーシズオカ)も準々決勝に進出した。

全日本選手権のタイトルを単複で獲得している今井だが、この数年は怪我に悩まされて、短いスパンでの休養と復帰を繰り返しランキングも下降。「最後のスパートなのかな」と自嘲する。しかし、力のあるボールに加えて、厳しいショットに対してファイトする気持ちの強さは健在だった。

2回戦では前週優勝したファン・ツンハオ(台湾)を相手に、第1セット互いにブレークポイントが訪れる中で6ゲームを連取し、第2セットも6-2と圧倒した。「スコア以上に競った内容でしたけど、大事なところを押さえて一気に突き放せた。テニスの状態もメンタル面も良かったので、終始自分のペースで進められた。どこかできっかけをつかんで、もう一回チャレンジャー大会に出られるようになりたい」と意気込んだ。

24日に行われたシングルス、ダブルスの結果は以下のとおり。

<4月24日のシングルス2回戦試合結果>
○高橋悠介(三菱電機)[1] 6-3 4-6 6-3 ●パブレ・マリンコフ(オーストラリア)
○市川泰誠(ノア・インドアステージ) 6-1 6-4 ●ビツウンテアン零朗(TPPトレーニングスタジオ)
○福田創楽(橋本総業ホールディングス) 7-6(2) 6-1 ●高畑里玖(伊予銀行)[Q]
○松田康希(イカイ)[Q] 3-6 6-4 7-6(5) ●住澤大輔(イカイ)
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○今井慎太郎(エキスパートパワーシズオカ)[5] 6-0 6-2 ●ファン・ツンハオ(台湾)
○熊坂拓哉(イカイ)[3] 6-7(2) 7-5 4-1(RET) ●川橋勇太(Team REC)
○山﨑純平(エキスパートパワーシズオカ)[PR] 6-7(7) 7-6(2) 3-0(RET) ●白石光(SBCメディカルグループ)[6]
○楠原悠介(伊予銀行)[Q] 6-3 6-2 ●磯村志(やすいそ庭球部)[2]

<4月24日のダブルス準々決勝試合結果>
○林航平(慶應義塾大学)/西脇一樹(Team REC)0-6 1-1(RET) ●ファン・ツンハオ(台湾)/市川泰誠(ノア・インドアステージ)[1]
○楠原悠介(伊予銀行)/野口政勝(ONE DROP) 7-6(7) 4-6 [10-8] ●松田康希(イカイ)/高畑里玖(伊予銀行)
○河内一真(橋本総業ホールディングス)/徳田廉大(イカイ) 6-3 6-2 ●大岐優斗(いちご)/住澤大輔(イカイ)
○岡村一成(ファジアーノ岡山)/ビツウンテアン零朗(TPPトレーニングスタジオ) WO ●オリバー・クラーク・アンダーソン(オーストラリア)/ベンジャミン・オコネル(オーストラリア)

<4月24日のダブルス1回戦試合結果>
○ファン・ツンハオ(台湾)/市川泰誠(ノア・インドアステージ)[1] 6-2 7-5 ●山本夏生(ONE DROP)/菊地裕太(みちのくコカコーラ)
○林航平(慶應義塾大学)/西脇一樹(Team REC) 6-2 6-3 ●安達人紀(B6TC)/小島凛(桜田俱楽部)

※[ ]内の数字=シード数、Q=予選勝者、WC=主催者推薦、LL=ラッキールーザー、PR=プロテクトランキング
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