内山靖崇主催のITF大会「BLUE SIX OPEN」Week2


内山靖崇(積水化学工業/世界ランク224位)が主催するITFツアーの男子大会「BLUE SIX OPEN」(大阪・モリタテニスセンター靭/ITF M15)のシングルス準々決勝とダブルス準決勝が4月25日に行われた。

【画像】「BLUE SIX OPEN」4月25日のフォトアルバム

【画像】シングルス&ダブルス組み合わせ

今大会は、より大きなステージ、世界へ挑戦する選手の力になるため作られた国際大会。
現役を続ける内山にとっては、2021年から地元の北海道・札幌で開催している「Uchiyama Cup」(9月開催)2大会、昨年から東京・有明で開催している「BLUE SIX OPEN」(7月開催)2大会に続いての国際大会の実施となり、今年初めて大阪で2週連続開催している。

25日のシングルスでは、前日に住澤大輔(イカイ)を3-6,6-4,7-6(5) で破っている予選勝者の松田康希(イカイ)が、3時間超の死闘の末に福田創楽(橋本総業ホールディングス)を7-6(7),4-6,6-4で下して4強入り。

「(試合振り返って)1セット目も先にブレークされてすごく苦しい展開だったのですが、なんとかそこを乗り越えれたのはよかったかなと思います。2セット目以降、終始自分の方がきつい展開だったんですけど、思い切ってやろうということだけを考えてやった結果、最後勝ち切ることができてよかった」とコメント。「(準決勝へ意気込み)明日も力のある選手ですし、思い切って向かって行くだけなので、自分のプレーをして伸び伸びとプレーしていきたい」とした。

また、プロテクトランキングで出場している山﨑純平(エキスパートパワーシズオカ)が前週4強の楠原悠介(伊予銀行)を6-3,6-3で下して、国際大会で1年4か月ぶりに準決勝へ。

「(試合振り返って)序盤で早めにブレークできたので、自分のサービスゲームをしっかり取っていけば、どこかでブレークできると思って、落ち着いて試合を進められた。(2週目で身体のコンディションなど)身体は全然問題ないので、このまま勝ち進みたいです。次の試合もタフな相手なので、自分のプレーをして、しっかり明日も勝ち切りたいと思います」と意気込んだ

なお、第1シードの高橋悠介(三菱電機)と第5シードの今井慎太郎(エキスパートパワーシズオカ)は不戦勝で準決勝に進んでいる。

25日に行われたシングルス、ダブルスの結果は以下のとおり。

<4月25日のシングルス準々決勝試合結果>
○高橋悠介(三菱電機)[1] WO ●市川泰誠(ノア・インドアステージ)
○松田康希(イカイ)[Q] 7-6(7) 4-6 6-4 ●福田創楽(橋本総業ホールディングス)
○今井慎太郎(エキスパートパワーシズオカ)[5] WO ●熊坂拓哉(イカイ)[3] 
○山﨑純平(エキスパートパワーシズオカ)[PR] 6-3 6-3 ●楠原悠介(伊予銀行)[Q]

<4月25日のダブルス準決勝試合結果>
○楠原悠介(伊予銀行)/野口政勝(ONE DROP) 4-6 6-0 [10-8] ●林航平(慶應義塾大学)/西脇一樹(Team REC)
○河内一真(橋本総業ホールディングス)/徳田廉大(イカイ) 6-2 6-4 ●岡村一成(ファジアーノ岡山)/ビツウンテアン零朗(TPPトレーニングスタジオ)

※[ ]内の数字=シード数、Q=予選勝者、WC=主催者推薦、LL=ラッキールーザー、PR=プロテクトランキング
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