錦織圭、「ムチュア・マドリード・オープン」は2回戦敗退
男子ツアー「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン・マドリード/ATPマスターズ1000)シングルス2回戦が4月26日に行われ、錦織圭(ユニクロ/世界ランク64位)は第29シードのデニス・シャポバロフ(カナダ/同30位)に1-6,4-6のストレートで敗れ、同大会5年ぶりの3回戦進出とはならなかった。【動画】錦織圭 相手も触ることができないバックハンドのパッシングショット
35歳の錦織は、4月初旬の「米男子クレーコート選手権」(アメリカ・ヒューストン/ATP250)でクレーコート・シーズンをスタート。
2014年に準優勝している今大会の1回戦では、アレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア/同83位)を6-4,3-6,6-3で下して4年ぶりに2回戦に進出している。
2回戦では今季開幕戦のATP250香港で勝利し、通算成績を2勝1敗としているシャポバロフと対戦。第1セット、シャポバロフの勢いに押されて最初のサービスゲームをブレークされてしまう。徐々にリズムを取り戻しつつあったが、シャポバロフが流れを渡さず、第6ゲームで2度目のブレークに成功し、錦織が1-6でセットを失った。
続く第2セット、ショットの精度を欠く錦織は、フラストレーションをためながらも、ブレークを許さずにしぶとくプレー。辛抱強くチャンスを待ち、良いプレーも出てくる。しかし、3-3の第7ゲームでは再びミスが続いてしまいラブゲームで落としてしまう。シャポバロフのサービング・フォー・マッチとなった4-5の第10ゲームには、この試合最初のブレークポイントが錦織に訪れたものの、活かすことできずに4-6。同大会5年ぶりの3回戦進出とはならなかった。
2年連続で3回戦に進んだシャポバロフは、次戦で第6シードのアレックス・デミノー(オーストラリア/同7位)とロレンツォ・ソネゴ(イタリア/同43位)の勝者と対戦する。
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