「安藤証券オープン東京2025」
女子ツアー下部のITF大会「安藤証券オープン東京」(東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/ITF W100)が4月27日にシングルスとダブルスの決勝が行われた。
【画像】「安藤証券オープン」4月27日のフォトアルバム
【画像】シングルス&ダブルス組み合わせ
シングルス決勝では、第5シードの柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス/世界ランク139位)と、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した17歳の園部八奏(与野テニスクラブ/同448位)が対戦。
第1セットを6-4で奪った園部だったが、第2セットはタイブレークで7連続ポイントを許して6-7(1)でセットを失い、最終セットへ。互いにサービスゲームで30-30と、プレッシャーのかかる場面こそ迎えるが、ブレークポイントを与えずキープが続いた。緊迫した場面の中、4-3の第8ゲームで園部がついにブレークに成功。直後のサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップをしっかりキープして、頂点に立った。
これまでITFツアーでの最高成績は、今大会よりもグレードの低いW15での準優勝(2024年セルビア、2023年アメリカ、2022年メキシコ)。世界ランキングで100位台のプロが集うハイレベルな今大会で初優勝を果たした。
また、ITFツアーで1年ぶりのタイトル獲得とはならなかった柴原は、シングルス決勝後のダブルスに登場。グオ・ハンユ(中国)とのペアで、タイのペアをフルセットで下して優勝した。
27日に行われたシングルス、ダブルスの結果は以下のとおり。
<4月27日のシングルス決勝試合結果>
○園部八奏(与野テニスクラブ)[WC] 6-4 6-7(1) 6-3 ●柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)[5]
<4月27日のダブルス決勝試合結果>
○グオ・ハンユ(中国)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)[1] 5-7 7-6(1) [10-5] ●マナンチャヤ・サワンケオ(タイ)/ランラナ・タラルディー(タイ)
※[ ]内の数字=シード数、WC=主催者推薦