錦織圭、腰痛により2回戦途中で棄権
男子ツアー「ジュネーブ・オープン」(スイス・ジュネーブ/ATP250)シングルス2回戦、前日に順延となっていた錦織圭(ユニクロ/世界ランク62位)と第4シードのカレン・ハチャノフ(同24位)の一戦は、試合前に錦織が棄権。全仏オープン前に不安を残した。【動画】錦織圭の「ジュネーブ・オープン」2回戦ハイライト
35歳の錦織は、4月初旬のクレーコート・シーズン初戦「米男子クレーコート選手権」(アメリカ・ヒューストン/ATP250)2回戦で背中を負傷し第1セット終了後に棄権。「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン・マドリード/ATPマスターズ1000)は2回戦敗退となった。
その後、再び予定していた大会をスキップし、25日に開幕する「全仏オープン」前週の今大会に8年ぶり2度目の出場。約3週間ぶりの実戦となった初戦では、アメリカ期待の19歳、ラーナー・ティエン(アメリカ/同67位)に4-6,6-4,6-4と逆転勝ちで2回戦に進んだ。
2回戦では過去5勝2敗としているハチャノフと対戦。20日には第1セットを逆転で落としたものの、第2セットではキレのあるストロークでハチャノフを苦しめる。2度のブレークに成功し、5-2としたところで降雨により再び中断。そのまま順延となっていた。
21日のセンターコート第2試合に組まれていた一戦。だが、錦織が試合前に腰痛により棄権し、ハチャノフが準々決勝に進んだ。
25日には全仏オープンが開幕。本戦ストレートインしている錦織にとって、クレーコート・シーズンに入って途中棄権が2度目、大会前の欠場も続いており、不安を残す形となった。
【U-NEXTが「ATP Media」と5年間にわたるパートナーシップを締結】
世界最高峰の男子テニスツアー「ATP Tour」。U-NEXTは、「ATP Tour」2025~2029シーズンの「Nitto ATP Finals」「ATP Masters1000」「ATP500」「ATP250」「Next Gen ATP Finals presented by PIF」を日本国内における独占ライブ配信している。
▶【関連記事】19歳メンシク、ツアー初優勝「特別な意味を持つ」。敗れたジョコビッチ「彼には明るい未来があると確信」[マイアミ・オープン]
▶【関連記事】錦織圭、第1セット終了後に棄権。クレーコート・シーズン初戦は2回戦敗退[米男子クレーコート選手権]
▶【関連記事】17歳 園部八奏、地元テニスクラブが自身の原点「好きなようにプレーして自分のテニスを伸ばせた」。夢はないが今年の目標は「プロで優勝」