ムゼッティ、全仏オープンで2年ぶり3度目の4回戦進出
「全仏オープン」(フランス・パリ)男子シングルス3回戦が5月30日に行われ、第8シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア/世界ランク7位)はマリアノ・ナボーネ(アルゼンチン/同97位)を4-6,6-4,6-3,6-2で下し、2年ぶり3度目の4回戦進出を果たした。
【画像】「全仏オープン」男女シングルス組み合わせ
23歳のムゼッティは、得意のクレーコート・シーズンに入ると、初戦のATPマスターズ1000のモンテカルロで準優勝。
全仏オープンは、5年連続5度目の出場。1回戦でヤニック・ハンフマン(ドイツ/同142位)、2回戦でダニエル・エライ・ガラン(コロンビア/同122位)をいずれもストレートで下して勝ち上がった。
3回戦のナボーネ戦では、ワンチャンスを活かされて第1セットを4-6で失ったものの、第2セット5-4のリターンゲームでは、30-30でフォアハンド一閃。ウィナーを奪ってブレークポイントを握ると、続くポイントでナボーネがボレーをミスし、6-4でセットを取り返した。
リズムがつかめないながらもチャンスを逃さないムゼッティは、第3セットもリードを許したが挽回して6-3。第4セットも相手のミスを誘発する丁寧なストロークでリードを広げて6-1と、逆転勝ちで2年ぶりの4回戦に進んだ。
次戦では第10シードのホルガー・ルーネ(デンマーク/同10位)とクエンティン・アリス(フランス/同52位)の勝者と対戦する。