世界2位ガウフ、全仏オープン5年連続で8強入り


「全仏オープン」(フランス・パリ)女子シングルス4回戦が6月2日に行われ、第2シードのココ・ガウフ(アメリカ/世界ランク2位)は第20シードのエカテリーナ・アレキサンドロワ(同20位)を6-0,7-5で下し、5年連続でベスト8入りを果たした。

【動画】ガウフ、ストレート勝利で全仏オープン5年連続のベスト8 勝利の瞬間

21歳のガウフは、前哨戦のWTA1000マドリードとローマで準優勝。
2022年に準優勝している全仏オープンは、6年連続出場。昨年はベスト4だった。

前哨戦の好調そのままに今大会も初戦でオリビア・ガデッキ(オーストラリア/同91位)、2回戦で予選勝者のテレザ・バレントワ(チェコ/同172位)、3回戦でマリー・ボウズコワ(チェコ/同47位)をいずれもストレートで下して、4回戦に進んでいる。

直接対決で3勝1敗としているアレキサンドロワとの4回戦。試合は序盤からガウフが流れを作る。強引なショットはなく、正確なプレースメントでミスを誘う。アレキサンドロワの逆を突くウィナーも出て、開始から6ゲームを連取して第1セットを奪う。

第1セット後半から力のあるショットで挽回のきっかけをつかもうとしたアレキサンドロワ。徐々にミスも減り、第2セットでは順調にサービスキープしていく。しかし、互いに1度ずつブレークして迎えた5-5の第11ゲーム、ガウフが我慢のテニスでアレキサンドロワのミスを引き出してブレークに成功。そのまま7-5で試合を締めて、5年連続のベスト8入りを果たした。

準々決勝では、全豪女王で第7シードのマディソン・キーズ(アメリカ/同8位)とヘイリー・バプティスト(アメリカ/同70位)の勝者と対戦する。
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