望月慎太郎、ウィンブルドン本戦出場
今年3つ目のグランドスラムとなる「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン)の男子シングルス予選決勝が現地6月26日に行われ、望月慎太郎(木下グループ/世界ランク146位)がセットカウント3-1で本戦入りを決めた。綿貫陽介(SBCメディカルグループ/同179位)は約4時間の激闘も実らずフルセットで敗れた。
【画像】日本男子7名が出場「ウィンブルドン」男子シングルス予選組み合わせ
23日から26日まで行われるウィンブルドン予選は、シングルス本戦が行われる本会場から車で約10分のローハンプトンにあるテニスセンターで開催。3試合を勝ち抜けば本戦の出場権を手にすることができる。
前週のチャレンジャー大会で準優勝している望月は、予選1,2回戦をいずれもストレート勝ち。ドミニク・ストリッカー(スイス/同244位)との予選決勝では、互いに1セットずつ奪い合って迎えた第3セットを0-2から6ゲーム連取で本戦入りにあと1セットとする。第4セットもピンチをしのぎながらもサービスキープを続け、4-4の第9ゲームで貴重なブレークに成功。そのまま6-4で試合を締めて、昨年の全仏オープン以来、そして2年ぶりとなるウィンブルドンのシングルス本戦出場を決めた。
また、2年ぶりのウィンブルドンとなった綿貫は、オーガスト・ホルムグレン(デンマーク/同195位)と対戦。第1セットを失った綿貫は、第2セットを7-6(2)、第3セットを6-3で奪う。しかし、サービスキープが続いて突入した第4セットのタイブレークで3本のマッチポイントを活かせず、6-7(11)で落とした。最終セットでは相手のマッチポイントを5度しのいで10ポイントマッチタイブレークに持ち込んだものの、一歩及ばず6-7[7-10]と3時間55分の激闘も実らずフルセットで敗れた。
なお、日本人男子では、西岡良仁(ミキハウス/同78位)がシングルス本戦から出場を予定。錦織圭(ユニクロ/同66位)は腰痛のため欠場を発表している。
<6月26日の日本人男子試合結果>
●綿貫陽介(SBCメディカルグループ) 4-6 7-6(2) 6-3 6-7(11) 6-7[7-10] ○オーガスト・ホルムグレン(デンマーク)
○望月慎太郎(木下グループ) 7-6(3) 3-6 6-2 6-4 ●ドミニク・ストリッカー(スイス)