大坂なおみ 快勝でウィンブルドン7年ぶりの3回戦進出


「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン)女子シングルス2回戦が7月2日に行われ、大坂なおみ(フリー/世界ランク53位)はカテリーナ・シニアコワ(チェコ/同81位)に6-3,6-2と、快勝で同大会7年ぶりに3回戦進出を果たした。

【画像】大坂なおみら日本人女子3名が出場「ウィンブルドン」女子シングルス組み合わせ

27歳の大坂は、2年連続5度目の出場。
今大会の最高成績は、2017、2018年の3回戦。昨年は2回戦で、当時世界17位のエマ・ナバーロ(アメリカ)に4-6,1-6のストレートで敗れた。

今大会の初戦では、予選勝者のタリア・ギブソン(オーストラリア/同126位)を6-4,7-6(4)で破り、初戦を突破している。

2回戦では第5シードのジェン・チンウェン(中国/同6位)を撃破したシニアコワと対戦。第1セット、第4ゲームでブレークした大坂は直後にブレークバックされたが、落ち着いて力のあるショットで主導権を渡さない。4-3の第8ゲームで、シニアコワのミスに乗じて再びリードを奪って、6-3で先取した。

続く第2セットでもサーブ、ストロークともに精彩を欠くシニアコワに対し、大坂の強烈なショットでプレッシャーをかける。第3ゲームで先にリードを奪うと、自身のサービスゲームを危なげなくキープ。第7ゲームでこのセット2度目のブレークに成功し、そのまま6-2。盤石の戦いぶりで2018年以来7年ぶりに3回戦進出を果たした。

初の4回戦進出をかけて、大坂はアナスタシア・パブリチェンコワ(同50位)と対戦する。
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