大坂なおみ、2018年以来のモントリオールでプレー。2回戦進出
女子ツアー「ナショナル・バンク・オープン」(カナダ・モントリオール/WTA1000)シングルス1回戦が7月28日に行われ、大坂なおみ(フリー/世界ランク49位)は、予選勝者で地元カナダのアリアナ・アルセノー(同515位)を6-4,6-2で破り、2回戦進出を果たした。
【動画】大坂なおみ、WTA1000モントリオールで2回戦進出 マッチハイライト
北米ハードコート・シーズンの初戦となった先週「ムバダラ・シティDCオープン」(アメリカ・ワシントンDC/WTA500)では、2回戦敗退となった27歳の大坂。27日に昨年9月からタッグを組んできた名コーチのパトリック・ムラトグルー氏との契約を解消した。
WTA公式サイトによると、2019年にベスト8に入っている今大会から、元世界2位のアグニエシュカ・ラドワンスカや元世界1位のイガ・シフィオンテクらを指導してきたトマス・ビクトロフスキー氏が、試験的にチームに加わるという。
今大会は、男女共催となっており、カナダのモントリオールとトロントの2都市で開催。今年は男子がトロント、女子がモントリオールで行われる。
この日の試合、第1セットで相手に3本のダブルフォールトが生まれて先にブレークした大坂は、テンポの速いリターンやスライスで揺さぶられてミスが重なり、一度は追いつかれてしまう。しかし、4-4の第9ゲームで再びリードし、そのまま6-4でセットを奪取。第2セットもプレッシャーのかかる場面で精彩を欠く相手を一気に突き放して、6-2とストレート勝ちで2回戦進出を決めた。
大坂にとってモントリオールでのプレーは2018年以来で初白星。「久しぶりにここに戻ってくることができてうれしい。彼女(アルセノー)についてほとんど情報がなかったから最初は少し大変だったけど、ストレートで乗り切ることができて良かった」と語っている。
2回戦では第13シードのリュドミラ・サムソノワ(同16位)と対戦する。