錦織圭 約3か月ぶりの復帰戦を白星で飾れず初戦敗退


男子ツアー「シンシナティ・オープン」(アメリカ・シンシナティ/ATPマスターズ1000)シングルス1回戦が現地8月8日に行われ、約3か月ぶりに実践復帰を果たした錦織圭(ユニクロ/世界ランク65位)は、カミロ・ウーゴ・カラベリ(アルゼンチン/同47位)に5-7,3-6のストレートで敗れ、初戦敗退となった。

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35歳の錦織は、クレーコート・シーズンだった5月のATP250ジュネーブ2回戦途中で腰痛のため棄権。
その後、全仏オープンなどを欠場し、約3か月実戦から遠ざかっている。

今大会は6年ぶり7度目の出場となり、最高成績は2012、2016年のベスト16。1回戦ではウーゴ・カラベリとの初対戦を迎えた。

第1セット、最初のサービスゲームのブレークを許した錦織は、その後第5ゲームでのチャンスを活かしてブレークバックに成功。ラリー戦では主導権を握る場面こそあるが、復帰初戦ということもあってかショットが安定せず。5-6で再びサービスゲームを落として、セットを失った。

追いかける展開となった錦織。第2セットもディフェンシブに戦うウーゴ・カラベリを前に、積極的に攻めていく。要所でコーナーへサーブを決めてサービスキープを続けていく。だが、疲れが出たか、3-4の第8ゲームで早いミスが続いてサービスゲームを落とすと、そのまま3-6。復帰初戦を白星で飾ることはできなかった。
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