デビスカップ日本代表に錦織圭ら5名が選出
9月12~13日に開催される男子国別対抗戦「デビスカップ」ファイナル予選2回戦 日本対ドイツ(東京・有明コロシアム)の日本代表選手発表が8月13日に行われ、錦織圭(ユニクロ/世界ランク65位)ら5選手が選出された。
【動画】デビスカップ ファイナル予選1回戦 対イギリスでの日本代表ベストプレー集
2月に行われた予選1回戦では、26ヵ国が参加し、日本はイギリスと対戦。
今回のメンバーでは、前回に続いて錦織、西岡、綿貫陽介(SBCメディカルグループ/同147位)、柚木武(イカイ/ダブルス同114位)が選出。加えて、内山靖崇(積水化学工業/同226位)との入れ替えで、日本人シングルス世界ランクで2番手に浮上した好調の望月慎太郎(木下グループ/同120位)がメンバー入りした。
「シンシナティ・オープン」(アメリカ・シンシナティ/ATPマスターズ1000)に出場したものの、怪我に苦しむ錦織については、「彼と連絡を取っている中で、まだ体の状態が万全ではないというのは彼から聞いている」と明かしつつ、「それを承知で、それでもメンバーに入ってほしいとお互いに合意した。全米オープンも残っているし、まだ時間があるのでひどくならないことを祈っている」と述べた。
対戦相手のドイツのメンバーはまだ出揃っておらず、シングルスではアレクサンダー・ズベレフ(同3位)やダニエル・アルトマイヤー(同60位)、ベテランのヤニック・ハンフマン(同132位)、ヤン・レナード・ストルフ(同143位)もいる。さらに、ダブルスではトップ10のケビン・クラビーツ(ダブルス同8位)とティム・プッツ(ダブルス同10位)がおり強敵。
「一番のキーはズベレフが出るかどうか。ダブルスも強力」と不安を垣間見せた添田監督だが、「彼らが出てきても戦えると思っている」とドイツを警戒しながらもファイナル進出へ意気込んだ。