大坂なおみ、「全米オープン」混合ダブルスは初戦敗退

今年最後のグランドスラムとなる「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)の混合ダブルス1回戦が現地8月19日に行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場の大坂なおみ(フリー)/ガエル・モンフィス(フランス)は、同じくワイルドカードのケイティ・マクナリー(アメリカ)/ロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)に3-5,2-4のストレートで敗れ、初戦敗退となった。

【動画】大坂なおみ、モンフィスとのコンビで勝利ならずも笑顔 試合終了の瞬間

当初、大坂のパートナーにはニック・キリオス(オーストラリア)が予定されていたが、ひざの故障のため欠場。
モンフィスに変更し、大坂にとって昨年2月以来、ツアーで9度目のダブルス出場となった。

試合は、ダブルスの経験の少なさからモンフィスとの息が合わず、お見合いする場面があるなど苦しい展開。大坂はムゼッティのスピンが効いたショットにも対応できず、3-5でセットを落とす。続く第2セットも、ネット際でのミスが出るなど流れを引き寄せることができず、第5ゲームでブレークを許してストレートで敗れた。

残念ながら勝利とはならなかった大坂だが、試合後には笑顔も。モンフィスとともにセルフィー撮影をし、コートを後にした。

今年の全米オープンの混合ダブルスは、シングルス本戦がスタートする24日に先駆け、19~20日に実施される。

シングルスランキングの合計で出場権を獲得した8ペアとワイルドカード(主催者推薦)でエントリーした8ペアの計16ペアが出場。試合もノーアドバンテージの2ショートセット(2ゲーム差をつけて4ゲーム先取、4-4よりタイブレーク)で、最終セットは10ポイントマッチタイブレークで行われる(決勝は2タイブレークセット、最終セット10ポイントマッチタイブレーク)。

男子世界2位のカルロス・アルカラス(スペイン)や同7位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)、女子世界2位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)ら男女のトップ選手が出場し、優勝ペアには、 昨年の5倍となる100万ドル(約1億4700万円)の賞金が贈られる。
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