錦織圭、4年ぶりの全米オープン出場を断念
男子世界ランク88位の錦織圭(ユニクロ)は8月21日、今年最後のグランドスラムとなる「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)の出場を取りやめることを明らかにした。
【動画】錦織圭 「シンシナティ・オープン」で3か月ぶりの実戦も初戦敗退 ハイライト
35歳の錦織は、自身のSNSを通じて「ファンの皆さん、残念ながら全米オープンに出場できる状態ではありません。
今季は、ツアーやチャレンジャーや男子国別対抗戦デビスカップも含めて11大会に出場し、13勝11敗という戦績。1月には「香港テニスオープン」(中国・香港/ATP250)では、決勝で敗れたが準優勝した。
その一方でクレーコート・シーズンで腰を負傷し、全仏オープンなどを欠場。8月には「シンシナティ・オープン」(アメリカ・シンシナティ/ATPマスターズ1000)で約3か月ぶりに実戦復帰したものの、その後ツアー下部大会を肩の負傷により欠場し怪我に苦しんでいる。
9月には「デビスカップ ファイナル予選2回戦日本対ドイツ」の日本代表メンバーにも選ばれており、その後は「木下グループジャパン・オープン」(東京・有明コロシアム/ATP500)の出場も予定している錦織。シーズン後半に入り、フィジカル的にもタフな状況となってくるが、再び元気な姿を見せてくれることを願うばかりだ。