錦織圭、1年半のタッグを組んだヨハンソン氏との関係を解消


男子世界ランク88位の錦織圭(ユニクロ)は8月21日、トーマス・ヨハンソン氏とのコーチ関係を解消したことを発表した。

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35歳の錦織は、自身のSNSを通じて英語で「ファンの皆さん、コーチングの状況について報告します」と書き始め、「トーマス・ヨハンソン氏と私は別々の道を歩むことにしました」とコーチ関係を解消することを発表。


続けて、「彼の素晴らしいテニスの知識だけでなく、人として、そしてチームの一員として尽力してくれたことに感謝しています」と綴り、「チームに他の変化があればまたお知らせします。いつも応援ありがとうございます」とした。

スウェーデン出身のヨハンソン氏は、2002年の全豪オープン決勝でマラト・サフィン氏と対戦。3-6,6-4,6-4,7-6(4)で下し、グランドスラム初優勝を果たした。また、2008年北京五輪では男子ダブルスで銀メダルを獲得。ツアー通算シングルス9勝を挙げており、自己最高ランキングは7位となっている。現役引退後は、ダビド・ゴファン(ベルギー)などのコーチを務め、2024年2月に錦織とのタッグをスタート。1年半のコーチ関係に終止符を打つこととなった。

同日に錦織は、全米オープンの欠場を発表。「ファンの皆さん、残念ながら全米オープンに出場できる状態ではありません。背中のMRIを撮ったところ、まだ完治していません。できるだけ早くコートに戻れるよう、一生懸命取り組んでいます。
いつも応援ありがとうございます」としていた。
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