日本人男子唯一の本戦ストレートインとなった西岡良仁は初戦でティアフォーと対戦
8月24日に開幕する「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)は、現地21日に男子シングルスの組み合わせ抽選を実施。日本人男子で唯一、本戦ストレートインした西岡良仁(ミキハウス/世界ランク149位)は、1回戦で第17シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ/同17位)と対戦することとなった。
【画像】「全米オープン」男子シングルス組み合わせ
29歳の西岡は、2月の男子国別対抗戦「デビスカップ」以降、左肩や腰の負傷により途中棄権など満足にプレーできず苦しい戦いが続いている。それでも、北米ハードコート・シーズンに入り、自身のSNSを通じて「満足できるほどではないが、良くなっているところもあり少しずつ戦えるようになっている」と、状態は良くなっているという。
今年最後のグランドスラムとなった「全米オープン」は、8年連続11度目の出場。昨年は、1回戦でミオミール・ケツマノビッチ(セルビア/同45位)と対戦し、最終セット途中で足、腕を痙攣しコートに倒れ込み、そのまま途中棄権した。
今年の1回戦では、第17シードのティアフォーと対戦。ツアーでは2勝3敗となっているものの2連勝中。直近の戦いとなった今年2月の「ダラス・オープン」(アメリカ・ダラス/ATP250)2回戦では、第1セットを3-6で失いながらも、第2セット以降を6-4,6-3で奪って逆転勝ちしている。
「全米オープン」で昨年を含む2度の準決勝進出を経験している強敵を相手に、西岡は6年ぶりの初戦突破を狙う。
なお、今大会第1シードのヤニック・シナー(イタリア/同1位)はヴィト・コプリバ(チェコ/同87位)、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン/同2位)はライリー・オペルカ(アメリカ/同66位)、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同3位)はアレハンドロ・タビロ(チリ/同126位)、第4シードのテイラー・フリッツ(アメリカ/同4位)はエミリオ・ナバ(アメリカ/同101位)と対戦する。