望月慎太郎、清水悠太が「全米オープン」予選決勝進出
現地8月21日、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)男子シングルス予選2回戦が行われ、望月慎太郎(木下グループ/世界ランク112位)と清水悠太(三菱電機/同209位)の2名が予選決勝に進んだ。
【動画】望月慎太郎&清水悠太 「全米オープン」男子シングルス予選決勝へ! マッチハイライト
18日から21日(降雨順延により22日が予選決勝)まで行われる「全米オープン」のシングルス予選。
「ウィンブルドン」でグランドスラム初白星を手にした望月は、8月のチャレンジャー大会でベスト4に入り、自己最高ランキングとなる112位に上昇している。
今大会予選1回戦でユーリ・ロディオノフ(オーストリア/同154位)を6-2,4-6,6-2のフルセットで下し、迎えた予選2回戦ではロマン・アンドレス・ブルチャガ(アルゼンチン/同144位)と対戦。
ブレーク合戦となった第1セットを6-4で奪った望月は、第2セットを1-6で落としたものの、最終セットは2-4から2度のブレークに成功して4ゲームを連取。予選決勝に進み、初めての「全米オープン」本戦出場に王手をかけた。
予選1回戦で島袋将(有沢製作所/同201位)との日本人対決を制した清水は、予選2回戦で第4シードのファン・マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン/同85位)と対戦。
第1セットでは互いに1度ずつブレークし突入したタイブレークをものにして奪うと、第2セットも先行。ブレークバックを許して、なかなかリードを守ることができなかったが、5-5の第11ゲームで3度目のブレークに成功し、そのまま7-5。2023年3月以来のトップ100撃破で予選決勝に進み、初めてのグランドスラム本戦出場へあと1勝とした。
なおダニエル太郎(エイブル/同167位)、坂本怜(IMG/同200位)は、フルセットの熱戦の末に予選2回戦敗退となっている。
<8月21日の日本人男子試合結果>
●ダニエル太郎(エイブル) 6-2 4-6 1-6 ○ヤン・レナード・ストルフ(ドイツ/同145位)[31]
●坂本怜(IMG) 4-6 6-4 4-6 ○イグナシオ・ブーゼ(ペルー/同136位)[29]
○望月慎太郎(木下グループ)[12] 6-4 1-6 6-4 ●ロマン・アンドレス・ブルチャガ(アルゼンチン)
○清水悠太(三菱電機) 7-6(5) 7-5 ●ファン・マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)[4]
<8月22日の日本人男子試合予定>(日本時間23日0時に第1試合開始)
・コート5第3試合
望月慎太郎(木下グループ)[12] vs. ダニエル・エライ・ガラン(コロンビア/同132位)[32]
・コート13第1試合
清水悠太(三菱電機) vs. マーティン・ダム(アメリカ/同429位)[WC]