柴原瑛菜が昨年に続いて「全米オープン」予選を突破

現地8月22日、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)女子シングルス予選決勝が行われ、柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス/世界ランク130位)が、予選3試合を勝ち抜いて2年連続で本戦入り。予選第3シードの伊藤あおい(SBCメディカルグループ/同82位)はストレートで敗れた。


【画像】「全米オープン」女子シングルス予選&本戦組み合わせ

18日から21日(降雨順延により22日が予選決勝)まで行われる全米オープンのシングルス予選。3試合を勝ち抜けば本戦の出場権を手にすることができ、日本人女子からは5名が出場した。

また、昨年大会で予選を突破しグランドスラム初勝利を挙げて本戦2回戦に進んでいる柴原は、予選第20シードとして出場。予選1回戦でケイラ・デイ(アメリカ/同419位)を7-5,6-1、予選2回戦でエレナ・プリダンキナ(同222位)を7-6(5),7-6(7)で破り、予選決勝に進んだ。

この日は予選第6シードのバルバラ・グラチェワ(フランス/同83位)と対戦。開始から一気に6ゲームを連取し、自身のサービスゲームでは1ポイントしか落とさず。約20分でセットを奪う。第2セットも安定したサービスゲームを披露し、中盤での1ブレークを活かして6-4。セットを失うことなく、昨年に続いて予選を突破した。

本戦1回戦では、2021年チャンピオンのエマ・ラドゥカヌ(イギリス/同35位)との対戦が決定している。

また、全米オープン前哨戦のWTA1000大会において、2大会連続で予選から出場し3回戦に進出した伊藤。トップ10からも勝利を挙げる活躍を見せ、予選第3シードで今大会を迎えたが、予選決勝でジャニス・チェン(インドネシア/同147位)に1-6,2-6のストレートで敗れ、自力で予選通過を決めることはできなかった。


<8月22日の日本人女子試合結果>
○柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)[20] 6-0 6-4 ●バルバラ・グラチェワ(フランス)[6]

●伊藤あおい(SBCメディカルグループ)[3] 1-6 2-6 ○ジャニス・チェン(インドネシア/同147位)
編集部おすすめ