アルカラス 3試合連続のストレート勝ちでベスト16


「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)男子シングルス3回戦が現地8月29日に行われ、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン/世界ランク2位)は、第32シードのルチアーノ・ダルデリ(イタリア/同34位)を6-2,6-4,6-0で下して4回戦進出を果たした。

【動画】アルカラス 世界34位を圧倒して2年ぶり16強 マッチハイライト

2022年の「全米オープン」チャンピオンである22歳のアルカラスは、5年連続の出場となった。
今大会は、「兄がバリカンを使い間違えてしまったんだ…。結果的に直すには全部刈るしかなく、この髪型になった」と、坊主頭でコートに登場。

1回戦で地元アメリカのライリー・オペルカ(アメリカ/同67位)を6-4,7-5,6-4で下すと、2回戦ではマッティア・ベルッチ(イタリア/同65位)を6-1,6-0,6-3で圧倒し、スムーズな勝ち上がりを見せている。

シード勢との対戦となる3回戦では、今季クレーコートで3度のタイトルを獲得しているダルデリと対戦。第1セット、最初のリターンゲームでブレークに成功して快調な滑り出しを見せると、その後も抜群の安定感を披露する。サービスゲームではわずか2ポイントしか与えず、第8ゲームもブレークしてセットを先取する。

第2セットも先にリードを奪って、そのまま勢いに乗りたいところだったが、第7ゲームでブレークバックを許す。この最後のポイントで、サーブの着地後の最初のステップを踏んだ際に右膝の違和感があったとして、メディカル・タイムアウトを取得した。

それでもプレーへの影響はなかったようで、治療直後のゲームではリターンエースで最初のポイントを奪うと、プレッシャーのかかった相手のミスを引き出して再びブレーク。6-4でセットを連取し、第3セットは一気に6ゲームを奪って好調のダルデリを撃破した。

試合後の会見で、アルカラスは右膝の状況について、「5、6ポイント後には違和感はなくなったよ。その時は心配だったからフィジオを呼んだけど、深刻なことではなく予防のため。
だから大したことではない」とプレーに問題はないとコメント。

昨年は2回戦で苦杯を喫したが、今年はここまでの3試合をいずれもストレート勝利。この2試合では10ゲームしか失っておらず、「昨年の同じことをしないように心掛けているんだ。改善してもっと良いプレーをしたい。コートに足を踏み入れるたびに、最初のポイントから最後のポイントまで集中しているんだ」と昨年からの学びを活かしている。

続けて「もっと貪欲に、もっと大きなことを成し遂げたい。ここは僕が大好きな場所。観客からの愛とエネルギーをより強く感じ、できるだけ多くの試合をプレーしたい。それが僕のモチベーションだ」とタイトル奪還へ意気込んだ。

4回戦では、過去3戦全勝のアーサー・リンデルクネシュ(フランス/同82位)と対戦する。
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