ペグラ 失セット0のまま準決勝進出
「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)女子シングルス準々決勝が現地9月2日に行われ、第4シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ/世界ランク4位)が、バルボラ・クレイチコワ(チェコ/同62位)を6-3,6-3のストレートで下して、2年連続のベスト4進出を決めた。【動画】昨年準Vのペグラが快勝でベスト4!マッチハイライト
31歳のペグラは、「全米オープン」に7年連続9度目の本戦出場。
今大会は、1回戦でメイヤー・シェリフ(エジプト/同102位)を6-0,6-4、2回戦でアンナ・ブリンコワ(同80位)を6-1,6-3、3回戦でビクトリア・アザレンカ(同132位)を6-1,7-5、4回戦でアン・リー(アメリカ/同58位)を6-1,6-2で破り、セットを落とすことなく8強入りしている。
この日は、グランドスラムで2度のタイトルを獲得しているクレイチコワと対戦。最初のリターンゲームでキレのあるフォアハンドでポイントを奪うなどいきなりチャンスを手にすると、クレイチコワのダブルフォールトでブレークする。
幸先の良いスタートを切ったペグラは、その後チャンスを逃してしまい、第7ゲームでブレークバックを許してしまう。だが、直後にはタイミングの速いリターンで再びリードを奪って、6-3で第1セットを先取した。
第2セットも安定したストロークで、クレイチコワのミスを次々と引き出して計3度のブレークに成功し6-3。ストレート勝ちで2年連続のベスト4進出を決めた。
昨年に続いての決勝をかけて、準決勝では昨年決勝で敗れた第1シードのアリーナ・サバレンカ(同1位)と、2023年ウィンブルドン女王のマルケタ・ボンドロウソワ(チェコ/同60位)の勝者と対戦する。