第100回大会「全日本テニス選手権」
「三菱ビルソリューションズ 全日本テニス選手権 100th Supported by 橋本総業ホールディングス」(東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園テニスコート)の男子シングルスと男女ダブルスの決勝が10月12日に行われた。
【画像】「全日本テニス選手権」全種目試合結果
今年で第100回を迎える「全日本テニス選手権」。
男子シングルス決勝は、第8シードの田口涼太郎(Team REC)とノーシードの市川泰誠(ノア・インドアステージ)の顔合わせ。準々決勝で第3シードの松田龍樹(ノア・インドアステージ)、準決勝で第1シードの磯村志(やすいそ庭球部)を破って勢いに乗る田口は、第1セットを6-4で奪う。第2セットは市川が挽回して2-5とリードを広げられた。だが、田口の力のあるショットで盛り返して、一気に流れを掴んで5ゲームを連取。記念すべき第100回の全日本テニス選手権のタイトルを手にした。表彰式では、日本テニス協会の名誉総裁を務める秋篠宮家の次女・佳子さまから優勝した田口に天皇杯が授与された。
優勝した田口はその後、野口政勝(ONE DROP)と組んで男子ダブルス決勝にも登場。第1シードの中川舜祐(伊予銀行)/楠原悠介(伊予銀行)をフルセットの末に破り、2005年の岩渕聡(前デビスカップ日本代表監督)以来、20年ぶりの単複制覇となった。
また、女子ダブルスでは第1シードの小堀桃子(橋本総業ホールディングス)/山﨑郁美(島津製作所)が、松田美咲(エームサービス)/細木咲良(原商)を6-1,7-6(5)で撃破。2019年に混合ダブルスでもタイトルを獲得している小堀は2つ目、山﨑にとっては初めての全日本タイトルとなった。
<男子シングルス決勝>
16. 田口涼太郎(Team REC)[8] 6-4 7-5 29. 市川泰誠(ノア・インドアステージ)
<男子ダブルス決勝>
12. 田口涼太郎(Team REC)/野口政勝(ONE DROP)[4] 6-2 0-6 [10-8] 1. 中川舜祐(伊予銀行)/楠原悠介(伊予銀行)[1]
<女子ダブルス決勝>
1. 小堀桃子(橋本総業ホールディングス)/山﨑郁美(島津製作所)[1] 6-1 7-6(5) 13. 松田美咲(エームサービス)/細木咲良(原商)
※名前の左の数字はドロー番号、[ ]内の数字=シード数、Q=予選勝者、WC=主催者推薦



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