川口夏実/齋藤咲良が快勝で準々決勝進出
10月14日、女子ツアー「木下グループジャパンオープン」(大阪・モリタテニスセンター靭/WTA250)ダブルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場の川口夏実(Radius7)/齋藤咲良(富士薬品)は、同じくワイルドカードの木下晴結(ミキハウス)/園部八奏(IMG)を6-1,6-4で下して準々決勝進出を決めた。
【動画】川口夏実/齋藤咲良がストレート勝ちで準々決勝進出 勝利の瞬間&ダブルス組み合わせ
19歳の齋藤と23歳の川口は、今大会が初めてのペアリング。
18歳の木下と17歳の園部のペアと、若手対決となった一戦。「コーチから(川口)夏実ちゃんと組んでみたら面白いんじゃないということで声をかけさせてもらった」(齋藤)と、川口/齋藤は初コンビながら、息の合ったプレーを披露する。
ストロークで齋藤がリズムを作り、ネット際で川口が先輩らしい巧みな技で相手を翻弄。第1セットでは2度のブレークで4ゲームを連取した川口/齋藤は、第7ゲームもブレークし6-1と、サービスゲームでわずか2ポイントしか失わずにセットを奪う。
第2セットでは、粘りを見せた木下/園部に初めてブレークを許したが、川口/齋藤は引かずに「攻撃的にプレーする」ことを意識。3-4でラリー戦をものにしてチャンスを迎えると、木下にダブルフォールトが出てブレークバック。5-4でも園部のセカンドサーブを叩いて攻め抜いて、一気に4ゲームを連取した川口/齋藤がストレート勝ちで準々決勝進出を決めた。
川口にとって2年ぶり、齋藤にとって初めてのツアー勝利。齋藤が「初めてのペアリングだったんですけど、後衛で頑張っていたらすぐにボレーで動いてくれるのですごく楽しかった。2回戦も楽しみ」と語れば、川口も「(齋藤)咲良ちゃんのサーブ、ストロークが良かったので簡単にボレーを決めやすかった。準々決勝も頑張りたい」と述べて、互いを褒め合った。
準々決勝では、第3シードの加藤未唯(ザイマックス)/カタルジナ・ストーラー(ハンガリー)とストーム・ハンター(オーストラリア)/デジラエ・クラフチュク(アメリカ)の勝者と対戦する。



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