綿貫陽介/柚木武 チームの絆と「先輩の背中」。望月慎太郎の第4試合へ繋ぐ


2月7日、男子国別対抗戦「デビスカップ ファイナル予選1回戦 日本対オーストリア」(東京・有明コロシアム)は大会2日目を迎え、第3試合のダブルスで綿貫陽介(SBCメディカルグループ)/柚木武(イカイ)が登場。
ルーカス・ミードラー/アレクサンダー・エルラーを7-6(4),6-7(8),6-4で下し、日本が2勝目を挙げてファイナル予選2回戦進出に王手をかけた。

【動画】綿貫陽介/柚木武 ペアとして初勝利!ファイナル予選2回戦進出に王手 マッチハイライト

26カ国が参加するファイナル予選1回戦は、初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合が行われ、先に3勝を挙げた国が予選2回戦へ進出する。

6日に行われたシングルス2試合では、綿貫が元世界37位のセバスチャン・オフナー(世界ランク135位)を6-3,6-4で破りオープニングマッチを制した。一方、第2試合では望月慎太郎(木下グループ/同108位)がユーリ・ロディオノフ(同170位)に4-6,5-7で惜敗。日本は1勝1敗で2日目を迎えていた。

第1セットは互いにブレークポイントを与えない拮抗した展開となり、勝負はタイブレークへ。先にリードを許した綿貫/柚木だったが、1-3から2度のミニブレークで一気に4連続ポイントを奪取。計11本のエースを決めてセットを先取した。

その勢いのまま第2セットもサービスゲームを安定してキープ。しかし、ダブルス巧者のミードラー/エルラーの堅い守備を前に主導権を握り切れず、試合はもつれ込む。6-5の第12ゲームでは15-40から2本のマッチポイントを迎えたが、これを凌がれて再びタイブレークへ。相手の粘りに屈し、接戦の末にセットを落とした。


迎えた最終セット、第3ゲームで柚木のフォアハンドリターンがエースとなり、この試合初のブレークに成功。しかし直後にブレークバックを許し、流れを完全には掴み切れない。それでも3-3で再びブレークに成功すると、その後はリードを守り切り、2時間53分に及ぶ死闘を制した。

オンコートインタビューで柚木は、「勝てたのはペアの綿貫選手をはじめ、サポートしてくれたチームのみんな、そしてタフな試合の中で力強い応援を送ってくれた皆さんのおかげです。ありがとうございました」と感謝を口にした。

綿貫は「昨日の夜、(望月)慎太郎から『どうしてもリベンジしたい』という思いを聞いた。先輩としていい形で繋げてあげようと思ってプレーした。柚木と初勝利を挙げられてうれしい」と語り、後輩を鼓舞する姿勢を見せた。

これで日本は2勝目を挙げ、ファイナル予選2回戦進出まであと1勝とした。第4試合のシングルスには望月が登場。オーストリアはオフナーからメンバーを変更し、ルーカス・ノイマイヤー(同223位)を起用する。

<日本>
望月慎太郎(木下グループ/単:108位、複:483位)
西岡良仁(ミキハウス/単:131位、複:―)
綿貫陽介(SBCメディカルグループ/単:166位、複:892位)
錦織圭(ユニクロ/単:289位、複:―)
柚木武(イカイ/単:1425位、複:95位)
監督:添田豪

<オーストリア>
セバスチャン・オフナー(単:135位、複:535位)
ユーリ・ロディオノフ(単:170位、複:271位)
ルーカス・ノイマイヤー(単:223位、複:649位)
ルーカス・ミードラー(単:1513位、複:23位)
アレクサンダー・エルラー(単:―、複:38位)
監督:ユルゲン・メルツァー
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