錦織圭 ジュニア世界1位経験者との激闘、第1セットを先取するも逆転許す


現地3月4日、男子テニスのATPチャレンジャー100「ティオンビル・オープン」(フランス・ティオンビル)シングルス2回戦が行われた。錦織圭(ユニクロ/世界ランク284位)は、第6シードのニコライ・ブドコフ ケア(ノルウェー/同150位)に6-3, 4-6, 2-6の逆転で敗れた。


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錦織にとって今大会は約2か月ぶりの実戦である。2026年開幕戦の「ワークデイ・キャンベラ国際」で肩を負傷して以来の復帰戦となった。予選1回戦で16歳のダニエル・ジェイド(フランス)を6-2, 6-3で退けると、予選決勝ではイェレ・セルス(オランダ)を7-6(3), 4-6, 6-4の激闘の末に破り、本戦への切符を掴み取った。

さらに、クレマン・タビュール(フランス/同190位)との本戦1回戦を7-5, 4-6, 6-2で制し、迎えた2回戦の相手は19歳のブドコフ ケアであった。

ブドコフ ケアは2024年にウィンブルドン・ジュニアを制し、全米オープン・ジュニアでも準優勝を飾った元ジュニア世界ランク1位の有望株である。第1セット、錦織は展開の速い攻撃的なショットで相手を左右に揺さぶる。相手のミスも誘い、2-3から4ゲームを連取してこのセットを先取した。

しかし、第2セットの立ち上がりでファーストサーブの精度が落ち、相手のリターンにタイミングが合わずブレークを許す。錦織は即座に修正を試みたが、サーブの質を上げたブドコフ ケアからブレークバックを奪うことができず、4-6でセットを落とす。最終セットも勢いに乗る若手に押され、2度のブレークを許して2-6。勝利には一歩及ばなかった。

今大会は4連戦となり、そのうち3試合がフルセットにもつれ込む過酷な日程であった。
敗れはしたものの、負傷明けの身体で最後まで戦い抜いたことは大きな収穫と言える。次戦は3月9日開幕のATPチャレンジャー75「チャレンジャー・シェルブール・ラ・マンシェ」(フランス・シェルブール/予選3月7日~8日)に出場する予定だ。
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