サバレンカ、盤石のテニスで宿敵を撃破、今季ツアー最多21勝目をマーク


女子ツアー「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/WTA1000)シングルス準決勝が現地3月26日に行われ、第1シードのアリーナ・サバレンカ(世界ランク1位)が、第3シードのエレナ・ルバキナ(カザフスタン/同2位)を6-4, 6-3で下して2年連続の決勝に進出。同一シーズンにインディアンウェルズとマイアミを制する「サンシャイン・ダブル」達成にあと1勝とした。


【動画】サバレンカ、「サンシャイン・ダブル」に王手!準決勝ハイライト

今大会1セットも落とさずに勝ち上がってきたサバレンカは、この準決勝でも盤石のパフォーマンスを披露した。第1セット終盤で均衡を破り6-4で先取すると、第2セットでは一気に4-0と突き放す。最後は強烈なフォアハンド・ウィナーを叩き込み、1時間19分で決着をつけた。

スタッツ面ではサバレンカの攻撃力が際立った。9本のサービスエースを記録し、第1サーブが入った際のポイント獲得率は83%に達した。ルバキナの強力なサーブに対しても8度のブレークチャンスを作り、そのうち4度をものにする勝負強さを見せた。これで今季の通算勝利数はマッチ21勝となり、ルバキナを抜いてツアー単独トップに躍り出た。

試合後のオンコートインタビューでサバレンカは「彼女は素晴らしい選手で、常に私を限界まで追い込んでくれる。今日はすべてが機能した。彼女を追い詰めることができた自分を誇りに思う」と手応えを語った。

決勝では、第3シードのココ・ガウフ(アメリカ/同3位)と対戦する。両者の対戦成績は現在6勝6敗と拮抗している。


記者会見でガウフについて問われたサバレンカは、次のように分析した。

「彼女はファイター。常に『もう一本』を返してくる。完璧な球ではなくても必ずコートに戻してくるため、こちらがアグレッシブに打ち続けなければならない。長いラリーを強いられるのが彼女の難しさだ」

また、サバレンカは今大会の会場設定についても「スペースが広く、自分専用の部屋もあってリラックスできる。愛犬と遊べる芝生エリアがあるのも気に入っている」と言及。精神的な充実が好調を支えていることを伺わせた。

サバレンカが今大会を制すれば、2022年のイガ・シフィオンテク以来となる「サンシャイン・ダブル」達成となる。さらに、シーズン開幕から出場4大会連続で決勝に進出したのは、今世紀ではマルチナ・ヒンギス(2001年)、セリーナ・ウィリアムズ(2003年)、ビクトリア・アザレンカ(2012年)に続く4人目の記録となる。

「15歳の自分に今の状況を伝えても、きっと信じないでしょう。ハードワークが報われて、夢のような生活を送れていることに感謝している」

地元フロリダ出身のガウフとの決勝は、現地3月28日に行われる予定だ。
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