※2014年9月撮影
トップ画像は、高岡駅構内に駐まるキハ40系「忍者ハットリくん」ラッピング列車。キハ40-2135。
まずは15時13分の氷見線氷見行に乗ります。先頭はキハ47-138。これはいわゆる首都圏色ですね。

後方車両は、氷見線・城端線の沿線4市ラッピング列車、キハ40-1015は「砺波市 チューリップ」です。

ちなみに2005年7月の高岡駅氷見線頭端式ホーム。後方の車両はキハ40-2084高岡色。

能町駅で列車交換しました。高岡行、後方車両は、キハ47-27、ラッピングは「南砺市 NANTO君」

ラッピングは、城端曳山祭の様です。

細部までなかなか凝ったラッピングになっています。

先頭車両は、キハ40-2137「忍者ハットリくん」ラッピングです。漫画家藤子不二雄さんが氷見市出身なのです。それで「忍者ハットリくん」。

こちらも凝ったデザインです。

氷見線は小矢部川の手前辺りで工場エリアになります。巨大な円形プール。

小矢部川を渡ります。下流側は眼の前にパイプが渡っています。

日本総合リサイクル(株)があります。

以前は「日本車両リサイクル」という社名でした。敷地内には線路が敷かれていて廃車される車両が置かれています。旧国鉄が581系(60Hz)583系(50Hz)寝台特急電車を種車にした近郊型電車419系・715系の中間車を先頭車両に改造した車両です。

2004年3月にこの車両に乗った時の写真です。北陸本線ですが駅は覚えていません。

伏木駅の手前で氷見線は左に分岐します。直進する線路の方がメインに見えます。実は、かつてこの先には専用線が多数敷かれ、小矢部川沿いの岸壁に繋いだ船舶との荷の積み降ろしなども行われた様です。2008年(平成20年)に現在日本総合リサイクルの工場の場所にあった日本製紙伏木工場が閉鎖され貨物輸送は終了しました。航空写真で見ると多くの側線が列び鉄道車両が駐められています。

こちらは貨物輸送が現役だった頃の写真。伏木駅の西側踏切から撮っています。左が伏木駅です。

前照灯を点けたディーゼル機関車らしき姿と貨物用ホームも見えます。あまり高画質で撮っていなかったので粗い写真ですみません。

次回は、伏木駅に着きます。
※筆者は既にコラムなどで青春18きっぷ鉄道旅の写真を度々使用しています。重複していますが、御容赦ください。
※価格などは2014年当時のものです。
(写真・文/住田至朗)