※2014年9月撮影
瀬戸大橋を渡って、14時49分酒出に着きました。15時30分のサンポート観音寺行までの待ち時間41分が微妙に長い。
瀬戸大橋線が分岐していきます。左からは宇多津からの線。
宇多津駅でJR四国8000系電車リニューアル車両の様です。青春18きっぷの旅人には無縁です。
15時44分、多度津に到着。土讃線に乗り換えて金蔵寺方面、佃を目指します。
多度津駅舎。
土讃線はJR四国1000形気動車。1002なのでトップナンバーの次、1990年製。15時59分発です。
讃岐財田(さぬきさいだ)駅で緩急接続。
JR四国2000系気動車の特急「南風」が抜いて行きました。
今回、楽しみにして来たのは土讃線のスイッチ・バック駅、まずは坪尻駅です。下り列車はそのまま待避線に入って、運転士さんがトコトコと車内を反対側に移動、進行方向を変えて本線を斜めに横断してホームに入線します。右側は多度津方面から来た線路。
ホームに到着。ありゃ、周囲に全く人家も無く、自動車どころか自転車も通れない様な道しか無い秘境駅ですが鉄道ファンがいます。筆者の乗る佃方面は、坪尻駅では最終列車です。反対の多度津方面も1本だけ。
多度津側のトンネルが見えます。ホームの先は行き止まり。
運転士さんが、また反対側の運転席に座って佃方面に進行しますが、まだ信号は赤。
琴平行の上り列車と交換します。駅の構造上、上り列車はこの駅に停車できません。
明日は、この車両に乗って坪尻駅を通過する予定です。
※2014年9月撮影
下りの本線信号が青になりました。
最初に進入した引き上げ線が左側。
佃側もトンネル。トンネル間に挟まれた駅です。駅から国道までの約600mの山道もかつての住人が手作りしたとのこと。駅自体が川筋を変え、川底を埋めて作られたのでマムシが出るそうです。
しかし、坪尻駅が1970年(昭和45年)まで有人駅だった、ということの方が不思議です。一度降りてみたいと思っていますが、臆病なので果たせていません。
※筆者は既にコラムなどで青春18きっぷ鉄道旅の写真を度々使用しています。
※価格などは2014年当時のものです。
(写真・文/住田至朗)



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