※2020年11月撮影
トップ画像は、多摩湖線青梅街道駅南側踏切に入ってきた西武遊園地行電車。
青梅街道駅改札口の外です。

木造駅舎シリーズにくわえたくなる佇まいです。良いですねぇ。

青梅街道の踏切。青梅街道駅の辺りは、古くは宿駅があった町場なので片側2車線と広くなっています。宿駅は奈良時代・平安時代から駅馬・伝馬の制度で整備されたものでした。

青梅街道は、新宿から青梅市を経由して山梨県甲府市に至っています。起点がJRの大ガードとは、筆者は知りませんでした。17世紀に江戸城築城のために青梅から建築資材を運ぶために整備された街道です。青梅街道の大きな宿場は、中野、田無、小川など。
私事で恐縮ですが、筆者は2歳から小学2年まで杉並区阿佐ヶ谷の青梅街道の南側。
青梅街道を西に進むと600mほどでJR武蔵野線新小平駅があります。さらに進むと西武国分寺線が北に向かっているのにぶつかります。

青梅街道と多摩湖線の踏切、国分寺駅側を見ています。トップ画像もほぼ同じ場所から。

青梅街道駅ホームには萩山行下り電車が停まっています。

青梅街道を東に進むと駅近くに宮寺ピロッテという不思議な名前の古色蒼然たるビルがあります。ネットなどには1900年(明治33年)に建てられたなどという情報もある様ですが、流石にこのデザインは120年前にはないでしょうね。精々が1970年代、築60年くらいでしょうか。

その東側にJA東京むさし小平ファーマーズ・マーケット「ムーちゃん広場」があります。

その前に小平市役所の案内、信号機には小平市役所入口と付いています。

青梅街道を渡って西を見ています。右に不思議なビル、左の中華屋さんの角から市役所が見えたので入ってみました。

畑の向こうに小平市役所。ここからは市役所には行けません。

横の畑の向こうを走る多摩湖線車両が見えました。

数種類の野菜が植えられています。筆者が子供の頃には、世田谷区内でも畑がごく当たり前にあちこちに広がっていました。今は住宅が埋め尽くしています。この長閑な空気と風景に癒されます。

踏切まで戻ってきました。

では、次の駅に向かいます。
(写真・文章/住田至朗)