トップ画像は、野方駅ホーム北側の道路から島式ホームの上下電車。上り電車は急行なので通過。
前面展望は沼袋駅を出発しました。

地下化工事、沼袋駅部分は開削工法ですが野方駅までの駅間はシールド工法になります。その境目は分かりません。

すみませんこのカーブ、こんなに明るいのにブレています。車両が揺れた瞬間にシャッターを切ったのでしょう。しかし前面展望撮影中に写真がを確認することはできないのです。
大まかに言うと沼袋駅を出た新宿線は緩やかなS字カーブで環七(都道318号環状七号線)の上にある野方駅に繋がっています。沿線は全くの住宅街です。ぎっしりと家が並んでいます。

線路左まで施工ヤードがあります。この密集する住宅街、多くの住民が生活する中で工事をするのはタイヘンそうです。

S字カーブの短い直線部分。勝手な想像ですが、この辺りで駅の地下化部分とシールド工法の駅間部分が繋がるのでしょうか。地下化でカーブを緩やかにすることができそうに思います。結果的に運行速度も向上します。

では、ここでも西武鉄道ホームページ「新宿線中井~野方駅間連続立体交差事業のご案内」「工事の順序」にある「取付部」工事の断面図を見てみましょう。地下化された駅間軌道が地上の野方駅に繋がる部分を「取付部」と呼ぶ様です。
まずオリジナルの地上線と「取付部」の完成予定。

地上線の南側に施工ヤードが設けられます。

同様に北側にも施工ヤード。

ちょうど下の写真がこの状態に見えます。

私たちに見えない地下部分の工事が進みます。

線路が接続されて工事が完了した状態。

地上の前面展望は、施工ヤードにはさまれながら右カーブにさしかかります。

右カーブの途中で通常のバラスト軌道に戻ります。

そろそろ野方駅が見えてきます。続きは次回です。
(写真・文章/住田至朗)
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。
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