トップ画像は、拝島線拝島駅の特急券・定期券売場に置いてあった装飾。欲しくなっちゃいますね。
南北自由通路南端から外が見渡せます。南側駅前ロータリーと向こうの山々です。

ガラスにこの様な案内が貼ってありました。富士山以外は、高尾山、陣馬山くらいしか分かりません。筆者が写り込んでいたので無理矢理ですが消してあります。

南口出た所に石川酒造さんの案内がありました。過去に何度も行っています。歩いて15分は健脚の方ですね。ノンビリ歩くと20分くらいかかります。
昭島市は地下伏流水が豊富で、市の水道も100%地下水です。何と言ってもお酒は仕込み水が命ですから。灘の「宮水」は高名です。

昔は駅前にロータリーは、ありませんでした。

ロータリーの南側から拝島駅。大きいです。

国道16号を渡って睦橋通り(東京都道7号)を西に歩きます。

石川酒造さんの案内があります。

多満自慢のロゴ。筆者の大好きなお酒です。(笑)

大きな酒樽が目印。

ここが出入口。

蔵の案内図があります。

4月下旬なので、鯉のぼり。

これが日本酒の命、仕込水です。

昔は「手打ちそば屋」さんでした。今は日本料理の「いし川」さんです。お店代表の方に蔵全体の撮影と写真使用の許可をいただきました。(そのために名刺・腕章・そして企画書等を常に持参しています)

何度もここで美味しい多満自慢のお酒をいただいています。でも今回は我慢します。(泣)

でもオナカが減っていたのでザルの稲庭うどんをいただきました。美味しかった。

雑蔵の奥に赤い自動車が見えました。

スバル360です。1958年(昭和33年)から40万台近くが作られ日本のモータリゼーションに大きく寄与した軽自動車の名車。大人4人を乗せて80km/hで走行できました。
リアに空冷エンジンを積んで後輪を駆動する形式からフォルクスワーゲン「カブトムシ」との対比で「てんとう虫」と呼ばれました。中島飛行機を前身に戦後誕生したメーカーらしく航空機技術を応用した超軽量構造が採用されています。小学生時代、お隣の家にあって何度も乗せてもらった懐かしいクルマです。

後期最終形「ヤングSS」に見えますが、ボディー色はオリジナルなのかな。ナンバーも付いて現役です。スバルの背後は、国の登録有形文化財「長屋門」。酒蔵の目印杉玉「酒林」が飾られています。

ここでは石川酒造のお酒と麦酒を販売しています。

私用なら必ず大好きな純米酒を買いますが、今日は我慢。

この日は、登録有形文化財の本蔵が工事中でした。これは2015年(平成27年)10月に撮ったものです。

人生で初めて「素面」で石川酒造さんを後にして拝島駅に戻ってきました。
南口の北側にあるお稲荷さんに【駅ぶら】無事撮影終了のご挨拶をします。

西武鉄道さんの【駅ぶら】はこれにてお仕舞いです。
途中休載を含め長期間に渡り読んでいただきありがとうございました。
次の【駅ぶら】をお楽しみに!
(写真・文章/住田至朗)
※追記
読者の方から「豊島線と豊島園駅を忘れていませんか?」とご指摘いただきました。筆者は書いた記憶があるのですが、調べて見るとアップされていない様です。コラムがどこに紛れ込んだか目下探査しています。書き直しを含めて豊島線・豊島園駅は追補でアップいたします。2020年8月に撮影しています。 住田至朗 9月23日記
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。
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